中国が反論できない真実の尖閣史(石平)

花

「感想」

石平氏の著作の3冊めを読み終わりました。尖閣諸島という名前はよく目にしますが、その実態は私にはよくわかりません。それを知るために本書を購入。内容は漢文とその解説が多く、ちょっと馴染みにくく、読み飛ばした箇所が多数。それでも大筋は理解できたように思います。
中国は古くから大陸部分までが自国の領土と考えており、歴史の資料では中国は尖閣の存在すら知らなかったことが証明される。尖閣問題が発生したのは、近年の中国が海への進出志向を強めたせいである。尖閣諸島は公海上の島々であることは古くから西洋諸国で認識されていた。尖閣は琉球の人々が航路上にある島々として古くから認識しており、実際に島に立ち入った事実もある。琉球、今の沖縄は日本の一部であり、尖閣が日本の領土に組み入れられたのは自然の流れである。中国が実質関与したことは一度もなく、中国が尖閣を自国の領土と主張するのは全くの言いがかりである。したがって領土問題は存在しない。おおよそこれらのことが理解できました。
われわれ日本人は自信を持って尖閣諸島を中国の侵略から守りましょう(2021/05/20)
以下、本の帯のコピーを引用します。

中国人にとって歴史はニセモノの骨董品!ウソと捏造から領土を守れ!
中国人でも読める漢文史料と世界中の航海地図を検証すれば、尖閣が日本の領土であることは明白だ!
本書の内容
・尖閣を守るために中国との歴史戦で勝つべきとき・中国が曲解する「最古の資料」・中国が主張する「有力資料」の捏造疑惑・中国歴代王朝の官製地誌に記された領海・琉球と清朝の領海の記録を検証する・近代西洋人の航海記録に登場する尖閣・現代地図と尖閣名称の変遷から探る領有権問題・尖閣諸島に初めて上陸したのは日本人・尖閣陥落は日本の終わりの始まり
百田尚樹さん絶賛!!
尖閣を奪取されたら日本はおしまい!
中国による侵略の手口をもっともよく知る男が言論線に挑んだ!

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