神去(かむさり)なあなあ日常(三浦しをん)



神去なあなあ日常 (徳間文庫)

[感想]

面白かった。最後の100ページは一気読み。オオヤマヅミさんのお祀りの日の山の中でのスリリングなシーンが息をつかせません。
主人公の勇気が山仕事(林業)の辛い仕事を投げ出さないで、だんだん夢中になっていくのは、ちょっと違和感があったけど、山の雰囲気に引き込まれるものがあったという設定で、わたしは三重の山奥どころか、山奥を歩き回った経験もありませんが、勇気には惹かれるものがあったのでしょう。
のんびりだけど、常識離れがしていて、何か不思議な村の生活の日常。普段の自分の日常を振り返ってみる一つの機会にこの小説が鳴るかもしれません。(2017.01.05)
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