さだまさし 存在理由~Raison d’être~

せせらぎの木

曲目

存在理由~Raison d’être~

  1. さだまさしの名によるワルツ
  2. 銀河鉄道の夜
  3. 残したい花について
  4. 存在理由~Raison d’être~
  5. 桜紅葉
  6. 奇跡の人
  7. ペンギン皆きょうだい2020
  8. たとえば
  9. 心かさねて~長崎の空から~
  10. おかあさんへ
  11. 漂流
  12. 柊の花
  13. ひと粒の麦~Moment~

演奏者

さだまさし,Sada Masashi

パッケージ

CD

感想

「存在理由」という堅苦しいタイトルに最初はちょっとした違和感を覚えましたが、添付されたライナーノーツを読んで意味が少しわかりました。その部分をそっくり引用します。

”さて、”Raison d’êttre”を「他人と比較した上での己の価値」と思い込むのは誤りで、僕は「良い意味での私の利用価値」のことではないかと思う。ならばこれは人の『矜持』に関わってくる。『矜持』とはひたすら己の道を歩いてきた者だけが辿りつく誇りや自信のことだ。人には求めないが、己に課すものが『矜持』だ。その己の道が誰かの役に立った時、その喜びの瞬間にRaison d’êtreは僕の心に顕れるのだと思う。これが生命の意味なのか、と。

これを読んで感銘を受けました。自分の得意なところを一生懸命に伸ばして得られたものがだれかの役に立つその時の喜び。いいですよね。わたしも味わってみたい。それが自己満足でなしにかつ謙虚になって生きていければいいなと思います。

この曲のほかにも趣の異なる曲がいくつも収められています。ある曲はじっくりと、ある曲はリラックスして聴きたいと思います。(2020/07/20)

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