海堂尊スカラムーシュ・ムーン(海堂尊) 感想ワクチン戦争が具体的にどういうことを指しているのかを理解することで、この作品の理解が深まる。厚生労働省がインフルエンザのワクチンを一元管理し政略的に利用されているのを打ち破るために、独自にワクチンの供給源を確保しようとする浪速府の動きと... 2019.12.05海堂尊
海堂尊ガンコロリン(海堂尊) 感想「健康増進モデル事業」「禄剥樹の下で」「ガンコロリン」「被災地の空へ」「ランクA病院の愉悦」の5作品が収録されている。海堂尊の新機軸を模索した作品集かな。ユーモアを交えたストーリーになっている気がした。「禄泊樹の下で」が一番私の好み。主... 2019.10.28海堂尊
奥田英朗沈黙の町で(奥田英朗) 感想中学2年制の名倉祐一が部室の屋上から転落し、死亡した。屋上には五人の足跡が残されていた。事故か?自殺か?という導入部から始まって、中学生のいじめ問題が中心となって物語が進んでいきます。被害者家族や加害者とされる少年とその親、学校、警察な... 2019.08.23奥田英朗
大沢在昌不思議の国のアルバイト探偵(大沢在昌) 感想アルバイト探偵の隆(りゅう)君が活躍するシリーズ。今回は、自分がどこにいるのか日本の中なのか外国なのかも全くわからないところに連れてこられます。そして見知らぬお母さんと妹がいる家族の一員だということにされてしまいます。気がついたていきな... 2019.08.19大沢在昌
百田尚樹いい加減に目を覚まさんかい日本人!(百田尚樹ケント・ギルバート) 感想ケント・ギルバートさんて、昔クイズ番組に出ていたイケメン人気弁護士さんでした。このごろは著作で名前を見かけます。その方が百田尚樹さんと12時間も議論した物をまとめた本です。買わずにはいられません。そして買ってすぐに読んでしまいました。内... 2019.07.30百田尚樹
浅田次郎終わらざる夏(浅田次郎) 感想読み終えるまでに随分時間がかかりました。単行本2冊。上巻が467ページ。下巻が458ページ。ページ数以上の厚みがありました。扱う時期は太平洋戦争の終戦間際から終戦直後まで。でてくる漢字に難しいものが多く、特に地名に関するものにそれが多い... 2019.07.28浅田次郎