重松清小学五年生(重松清) 読むのがしんどかった。中盤までは。悲しい話が続く。読み進めているうちに、主人公が”少年”と固有名詞でないことに気付く。少年の周りのいろいろな出来事が短編でつづられていく。ほのかな恋心では「雨やどり」「プラネタリウム」がよかった。「川湯にて」... 2018.03.20重松清
重松清あすなろ三三七拍子(重松清) あすなろ三三七拍子(上) (講談社文庫)あすなろ三三七拍子(下) (講談社文庫)応援団の世界が垣間見られる小説。”応援”とか”団”の意味するところが描かれている。45歳の中間管理職が社長命令で応援団を潰さないために社会人入学するという取っ掛... 2018.03.20重松清
今野敏ヘッドライン(今野敏) 今野さんの作品はいつ読んでも面白い。夢中になって読み終えました。ストーリーの展開がわかりやすく、会話の部分では、目の前にその場面が浮かんできます。刑事と記者がタッグを組んで事件を解決する。ありえないことが実際に起こっているように思えてしまい... 2018.03.19今野敏
今野敏クローズアップ(今野敏) クローズアップ(スクープシリーズ) (集英社文庫)今野敏の作品は確かに芯に正義感が貫かれていて、読み終えてすっきりする。警官と、暴力団と、テレビ局の記者という普通はライバル関係にあって不思議ではない、黒田と城町が布施と友達になるなんて、常識... 2018.03.19今野敏
今野敏アクティブメジャーズ(今野敏) アクティブメジャーズ (文春文庫)今野さんの作品は、状況がわかりやすく書かれていて、かつ、途中でそれまでの状況を整理してくれるので、読者は話についていくうえで助けになりとてもありがたい。この作品は、アクションシーンのない一見地味な内容。研修... 2018.03.19今野敏
海堂尊ブラック・ぺアン1988(海堂尊) 新装版 ブラックペアン1988 (講談社文庫)海堂尊が面白い。「ブラックぺアン」、これまでで一番おもしろかったかもしれない。何を書いてもネタバレになりそうだし、感想を書くために読み返すのも興ざめですので今回の感想は”ただおもしろかった”のひ... 2018.03.19海堂尊