感想
スター・ウォーズ、スーパーマン、インディー・ジョーンズ、レイダーズなど聴き慣れた勇壮な音楽がオーケストラの奏でる響きで存分に楽しめます。勇壮な曲だけでなく、一方で静かな心に響く映画音楽も多く作曲されているんですね。観たことはない映画でもそのシーンが目に浮かぶようです。
ちょっと驚きだったのが「ホーム・アローン」も作曲していたことです。言われてみればなるほど、もっとしっかり聴いてみたくなりました。
スター・ウォーズとかその他いろいろな曲がたまにオーケストラが演奏する映画音楽特集としてテレビで放送されます。わたしはオーケストラが映画音楽を取り上げて演奏しているのかと勘違いしているところがありました。そうではなくて最初から映画音楽をオーケストラが演奏するものとして作曲されていたんですね。再認識しました。
ジョン・ウィリアムズの功績は、オーケストラを現代でも身近な関係にしてくれたことだとわたしも思いました。現代音楽というと、一時期はメロディーもなく難解な曲というイメージが私の中で定着したこともありました。ジョン・ウィリアムズは映画音楽をオーケストラが演奏することで、オーケストラが演奏するレパートリーを古典音楽(クラシック音楽)だけでなく、現代の新しい曲目にまで広げてくれました。演奏する楽団員にとっても、曲を聴く徴収にとってもお互いにウィン・ウィンの関係をもたらしてくれました(2021/02/17)
曲目
Disc1
- スターウォーズ~メイン・タイトル
- E.T.フライング・テーマ
- スーパーマン~メイン・タイトル
- インディ・ショーンズ 魔宮の伝説~とらわれの子供たち
- 続・激突!カージャック~テーマ
- ジョーズ~テーマ
- ビューグラ-ズ・ドリーム(アルノー)~オリンピック・ファンファーレ&テーマ
- スターウォーズ ジェダイの帰還~ルークとレイア
- 華麗なる週末~メイン・タイトル
- スター・ウォーズ 帝国の逆襲~帝国のマーチ
- インディ・ジョーンズ 最後の聖戦~オートバイとオーケストラのスケルツォ
- 太陽の帝国~大空のキャデラック
- レイダース 失われたアーク~レイダーズ・マーチ
- 未知との遭遇(抜粋)
Disc2
- プライベート・ライアン~戦没者への讃歌
- ジュラシック・パーク~テーマ
- シンドラーのリスト~テーマ
- フック~ネヴァーランドへの飛行
- セヴン・イヤーズ・イン・チベット~セヴン・イヤーズ・イン・チベット
- JFK~プロローグ
- グッドナイト・ムーン~ザ・デイズ・ビトゥイーン
- 1941~マーチ
- ホーム・アローン~サムウェア・イン・マイ・メモリー
- サモン・ザ・ヒーロー
- ローズウッド~ルック・ダウン・ロード&フィナーレ
- 遥かなる大地へ~テーマ
- 7月4日に生まれて~テーマ
- スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス~運命の闘い
演奏者
- ジョン・ウィリアムズ
- John Williams
- ボストン・ポップス・オーケストラ
- ボストン交響楽団
- ロンドン交響楽団
- スカイウォーカー・シンフォニー・オーケストラ
- トゥーツ・シールマンス(ハーモニカ)
- アメリカン・ボーイコーラス
- タングルウッド祝祭合唱団
- ピッツバーグ交響楽団
- イツァーク・バールマン(ヴァイオリン)
- ヨーヨー・マ(チェロ)
- ティム・モリソン(トランペット)
- クリストファー・バークニング
- トミー・モーガン(ハーモニカ)
- ディーン・バークス(ギター)
- ロンドン・ヴォイセズ
パッケージ
CD