池井戸潤ようこそ、わが家へ(池井戸潤) ようこそ、わが家へ (小学館文庫)銀行のことを書かせたら右に出る者のいない作家池井戸潤。この作品も銀行員が主役だけど、ナカノ電子部品に総務部長として出向中の身。作品のかなりの部分が、家族一丸でのストーカーとの対決と、ストーカーの正体を暴く話... 2018.03.18池井戸潤
池井戸潤銀行仕置人(池井戸潤) 銀行仕置人 (双葉文庫)この作品は割と初期の作品。ストーリーの展開が少し飛躍が感じられる気がしないでもない。逆に、銀行の巨悪に一人で立ち向かう。ヒーローはただの銀行員。特に力があるわけでもない人物というところは、池井戸作品で共通した人物設定... 2018.03.18池井戸潤
池井戸潤最終退行( 池井戸潤) 最終退行 (小学館文庫)池井戸さんの作品を遡ってきましたが、原点の銀行員のお話で、掛け値なしに面白い。タイトルの、”最終退行”って、何か仰々しく感じましたが、何のことはない。最後に社内全部の戸締りを確認して、鍵を閉めて帰ることを指すんですね... 2018.03.18池井戸潤
池井戸潤ロスジェネの逆襲(池井戸潤) ロスジェネの逆襲 (文春文庫)相変わらず作品の構成がしっかりできている。読み進めていっても迷うことが少ない。巻頭の人物相関図も役に立つ。ただ、銀行の証券業務の宣伝のために500億円もの追加融資が決定されていくのかというところには、首をかしげ... 2018.03.17池井戸潤
百田尚樹風の中のマリア(百田尚樹) 風の中のマリア (講談社文庫)不思議な作品。スズメバチの生態が意図せずに詳しくわかってしまう。別に知りたくもなかったのに知らされてしまう。オオスズメバチの戦士マリアの生きていく姿を追いかけていくうちにそうなってしまう仕掛けだ。ストーリーが実... 2018.03.17百田尚樹
池井戸潤株価暴落(池井戸潤) 株価暴落 (文春文庫)老舗のスーパー一風堂を支援するかどうかで銀行内での対立が延々と描かれる。事なかれ主義、先送り主義が主流の中で、抵抗する審査部の坂東が苦闘する。二戸の異常なくらいの支援姿勢の理由が最後に明かされるのだが、株価暴落というタ... 2018.03.17池井戸潤