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はじめに:
市販の小さな紙箱に入れて作った自作スピーカーを、それまで鴨居に乗せていた自作のダンボール箱入りスピーカーと置き換えました。2度めの作業だったので、少ない手間でサラウンド音の補強ができました。
新しく取り付けたスピーカーのようす
鴨居に取り付けたスピーカーの様子です。箱にバスの絵柄がデザインされていてユニークでしょ。
左右のスピーカーを眺めます。この2つのスピーカーはサラウンドスピーカー構成の一つ、トップスピーカーとして、頭上からの音の補正用に使います。
鴨居の反対側から見えるようすです。
右側のスピーカー。
左側のスピーカー。
スピーカーの正面が鴨居から飛び出さず、かつ、スピーカーが裏側から顔をのぞかせていて、こちら(手前の部屋側)にも音が届きます。希望通りの位置に固定できました。
今回の記事は紙BOX入スピーカーの鴨居への取り付けについてなので、これの組み立ての様子については以下の記事を御覧ください。
スピーカーの取り付け
次に、この紙BOXスピーカの鴨居への取り付け方を説明します。
紙BOXに10cmスピーカーを取り付けて鳴らしてみて、結構行けると感触を得たので、とりあえず、鴨居に取り付けて様子を見ることにしました。
どのように取り付けるかは、手持ちの金具を並べて、2時間ほど悩みました。
スピーカー全体の重量は測り忘れました。でも軽いのは間違いありません。スピーカー自体は130gで、紙BOXも軽くて中は空っぽ。スピーカーの信号ケーブルを入れても、重さはせいぜい300gから400gぐらいでしょう。
手持ちの金具を並べて、ああでもないこうでもないと検討した詳細は省きますが、スピーカーを取り付けたい向きと、鴨居に箱を取り付けられる場所を考慮して、結局一番安直なL型の金具がベストなことが判明。結果オーライでした。
まず、L金具を紙BOX本体にビスで固定します。
BOXの両端にL金具を取り付けます。
これを鴨居にビス止めします。
取り付けで注意すべきポイントが2つあります。
1つ目は、紙BOXが鴨居に密着するようにL金具を取り付けることです。箱が安定するのと、音の響き方にも影響すると思うので大切です。
2つ目は、一人での取り付け作業が簡単ではないことです。紙BOXは軽いとはいえ、最初のビスをビス穴に合わせてドライバーで締めるのは、箱を支えながらだと大変でした。
1つ目の対策は、L金具が正しく取り付いたときのビス穴の位置を割り出して、その位置に正確に穴あけしていくしかありません。頑張って知恵を出しましょう。
2つ目の対策は、できれば2人で作業するのがおすすめです。一人にBOXを支えてもらい、もう一人がビス止めを担当すれば簡単に作業を終えられるでしょう。
これまで付いていたスピーカーの取り外し
新しいスピーカーは、これまで付いていたスピーカーの隣に固定しました。
視聴してみてオッケーだったので、これまでのスピーカーは取り外します。ご苦労様でした。
アクティブスピーカーにするために追加していたアンプ基板も外しました。保管しておきます。
ミニコンポのスピーカーにする
外したダンボール箱スピーカーの今後の身の振り方です。予定では、箱を解体して付けてあったAR-7スピーカーをもっと小さい箱に入れ直すつもりでした。
でもこのスピーカー箱はかなり頑張って作りました。スグに壊すのはもったいない。オーディオ機器を並べた空きスペースにちょっと置いて、DENON RCD-N10レシーバーに繋いで試聴。ミニコンポ並みの音が聴こえます。
軽く音楽を聴きたいときは、ステレオ再生の基本となる、この形態もありかも。スピーカーはとても軽いので、普段は左のスピーカーは右のスピーカーに積み重ねて置きます。聴きたいときだけ写真のようにセットするのは超簡単です。この運用にすることにして、箱の解体は当面見送りにします。
新しいスピーカーの感想
この10cmスピーカーは効率が良いのか、アクティブ化しなくても十分な音量で鳴ります。うるさいこともありません。
スピーカーの組み合わせを工夫した内容の記事を最近紹介しましたが、今回はさらに、その組み合わせの一つでSL3とSR3(鴨居取り付けのトップサラウンドスピーカー)の置き換えにあたります。
以前のダンボール箱スピーカーで行ったアクティブ化をしなくて済んだのであたりまえですが、アクティブ電源をいちいちオンにする操作が不要になりました。BOSE125(SL1とSR1)とセットでサラウンドな音場づくりに貢献してくれます。更に音を補強したければ、他のサラウンドスピーカー(SR2,AR4,SR5,SL2,SL4)のアクティブ電源をオンにします。
これでようやくスピーカーの組み合わせで工夫してきた作業が一段落です。自分好みに手を加えていくのは楽しい。しばらくしたら、なにか手を加えたくなるかも。
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今回紹介した音楽を自分好みに聴きやすく取り組みの他に、聴く対象の音楽そのものを自分好みに聴きやすく加工したり保存する取り組みもしてます。