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はじめに
サブウーファーPM-SUBmini2を置く場所として、高さが60cmのスピーカースタンドを再利用してみました。スタンドの天板のサイズがスピーカーとピッタリで、まるでこのスピーカー専用のスタンドのようです。スピーカーを安定させることで低音がスッキリと聴こえるようになります。
サブウーファーを設置したようす
MarantzのNR1711レシーバーで7.1chサラウンド/スピーカーシステムを構成しています。今回紹介するのは、その中の0.1chサブウーファーの設置の様子です。
スピーカースタンドにサブウーファーを置いたようすです。
少し斜めから見るとこんな感じです。
サブウーファーのようす
サブウーファーはこんな感じで収まりました。
サブウーファーを正面から見たようすです。スピーカーの下には、適当にインシュレーターを入れてます。
サブウーファーの効果
サブウーファーといえば、映画のアクションシーンでの重低音を響かせるものが一番に思い浮かべられると思います。たしかにその通りで、サブウーファーは役に立ちます。
その他に、私は音楽を聴くのが主なので、弦楽器のベースや打楽器のティンパニーの響きを楽しみたいときにこれを使います。床から響く重低音ではありません。低音を補強するという使い方をするために、この設置方法を選びました。効果はあります。
適当な場所にいい加減においていたときは、低音がふわふわした感じで気持ちの良いものではなかったのが、今回は低音がクリアーに響くように感じます。
設置までの経緯
これで終わりだと、な~んだと思いますよね。サブウーファー設置までの経緯を説明したいと思います。
サブウーファーの選択
サラウンドシステムを導入してから、当初は普通の小型スピーカーを代用してましたが、やはり物足りません。専用のサブウーファーを捜しました。でもサイズが30cm四方以上と、皆大きいものばかりです。大きいと本当に置き場所がありません。それで迫力に目をつぶって、一番小型のFOSTEX PM-SUBmini2を選びました。
使ってみて、たしかにど迫力はありませんが、一生懸命に鳴ってます。あんプロ内蔵しているスピーカーなのですが、AVアンプのサブウーファー出力では入力レベル不足なので、1台プリアンプを介して鳴らします。
このサブウーファーを買ってから、最初は適当な隙間に横向きに置いて鳴らしていたのですが、音が遅れてくるとか感じて満足できませんでした。そこで今回の対策実施となりました。
スピーカースタンドの選択
サブウーファーを床置きにはしたくないです。ガンガン鳴らすと階下に住んでいる方に迷惑です。それと床から響く低音はあまり私の好みではありません。聴いていてすぐに疲れてきます。
なるべく床から離してサブウーファーを設置したい。そんな思いの中で、ふと思い出しました。以前しばらく使っていたまま閉まっておいたスピーカースタンドの存在を。
現在はメインスピーカーにバックロードホーンスピーカーを使ってます。その前は、BOSEの小型スピーカーがメインでした。そのスピーカーを耳元の高さに設置するために買ったスピーカースタンドです。重量物なので捨てるに捨てられずに支柱は奥深く保管してました。底板はバックロードスピーカーの下敷きで使用中。天板はバックロードホーンを持ち上げた部分のカバーにしてます。それらの復活、再利用です。
スピーカースタンドは、ネットで調べ直すと、おそらくサイズ的にTAOC社製の WST-C60HB相当のものだと思われます。しっかりした作りです。これの天板を支柱の上下に取り付けて設置してみると、サブウーファーを置くのにぴったりサイズでした。
写真のように、右メインスピーカー脇に収まりました。めでたしめでたしです。底板は本来のものを使わずに天板を流用しているので、若干安定性にかけるかもしれません。スピーカーが3kgぐらいで重くはないので、倒れてくる心配もまずなさそう。
サブウーファーへの想い
サブウーファーは20cm以上が望ましいとの記事があります。でもそれを収める市販のボックス(エンクロージャ)のサイズは必ず30cm四方以上で奥行きはもっとあります。そんなものは家には置きたくありません。我が家に合った適当なサイズのエンクロージャを自作するのが、これからの夢。カーオーディオ用のコンパクトサイズを調べたりもして楽しんでます。
ヤマハのNS-SW050がサイズ的に、オーディオラックで真空管アンプ類を収めている棚を開ければ収まることがわかりましあ。買おうかなと思ったのですが、躊躇してます。重低音が響きすぎて近所迷惑にならないかと。
今一度、FOSTEX PM-SUBmini2の設定を見直しました。周波数の設定をなるべく低い方に変えてみます。そうすると重低音のキレが心持ち良くなったように感じられます。周波数の設定が高めに設定してあると、スピーカーの振動板は常に振動してます。そういう状態で急に重低音の信号が来ても反応が遅くなるのではないか。だったら、なるべくサブウーファーは重低音の方だけに専念させたほうが、キレを良くできるのではないか。そう感じた次第です。メインスピーカーのバックロードホーン側で低音はある程度は出てるので。
レコード再生の交響曲で重低音を響かせるのは難しいですが、テレビ放送の音楽番組では、恐ろしいほどに低音が響かせらるようになりました。サブウーファーは買い足さず、このままでも良いのかな。いろいろと悩むことを楽しんでます。いずれにしても、スピーカースタンドにサブウーファーを置いてみたのは大正解でした。
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狭いスペースに最適なサイズのサブウーファーが設置できて大満足でしたが、やはり大きい箱で鳴らすスピーカーと比べると力不足かな。スピーカーの左右は無理ですが、後ろのスペースが開いていることに気づきました。後ろの方に箱を広げてみたら、もう少し低音が響くのではないだろうか?試してみました。少し改善できた気がします。
次に紹介する記事は、本記事の内容も含めて、7.1chサラウンドシステム開設後の1年間のスピーカー関連の見直しの内容をまとめた内容です。