はじめに:
TRK3488真空管アンプとPLS1410トランジスタアンプの両方が楽しめるようにシステムを組み直しました。これまではTRK3488とPLS1410のどちらで聴くかで配線を全部やり直してたので作業が面倒でした。今回は発想を変えて利用方法を変えました。レコードとビデオレコーダーの音声はTRK3488で再生します。CDとテレビの音声はPLS1410で再生します。それぞれのアンプに接続する音源を割り当てるという単純な発想ですが、2台のアンプがいつでも楽しめます。
TRK3488のシステム構成
TRK3488真空管のシステム構成です。レコードとビデオレコーダーの音声を再生します。
TRK3488にレコードプレーヤーとビデオレコーダー2台の音声出力を接続。スピーカーにはFOSTEXのBK16バックロードエンクロージャーにFE106Enを組み込み、FT17Hツイーターを組み合わせます。
TRK3488真空管アンプの前面のようすです。
レコードプレーヤーのようすです。
下の写真ではTRK3488システムとPLS1410システムが混在してます。2台のアンプ、CDプレーヤー、そしてレコードプレーヤーを積み重ねてます。その左にスピーカーの右側システムを積み重ねてます。
下の写真はスピーカー上部の拡大。BOSE121とFOSTEX FE17Hツイーター(右)とFOSTEX FT207Dツイーター(左)です。
PLS1410のシステム構成
PLS1410のシステム構成です。CDやテレビの音声を再生します。
PLS1410にCD6006CDプレーヤーとテレビの音声出力を接続します。スピーカーはBOSEの121とFOSTEX FT207Dツイーターを組み合わせます。
スピーカー上部のようすです。右側の組み合わせと同じです。
良くなった点
今回2台のアンプが配線変えをしなくても使えるようにしました。これでよくなった点を挙げていきます。
- いちいち配線替えの手間がいらないことが一番です。
- PLS1410と121スピーカーはオリジナルの接続で、聴き直してみるとスッキリとした良い音に聴こえます。スピーカーの置き場所ががっしりした土台になりました。椅子に座って聴くときにスピーカーの高さが耳の高さと同じになったのがちょうど良くなりました。
- FE106Enはバックロードタイプのエンクロージャーに収まっていて、PLS1410で鳴らすとやかましくなりすていたので、今回のようにTRD3488真空管アンプのおとなしめの音で鳴らすのが私には好ましい。
このように、CDプレーヤーを買い替えたのとTRK3488が復活したのを契機として、音源を割り当てて2台のアンプを活かすことを考えて実施してみました。それぞれの装置が適材適所に配置できたのではと感じています。
次の記事
TRK3488真空管アンプでの再生音をもっと良くしたい。低音をもっと響かせたいと試みたのが次の記事です。
関連記事
TRK3488真空管アンプとBOSEのPL1410トランジスタアンプで音樂が楽しめるようになりました。さらに音の出口、スピーカーの音をもっと良くしていきます。

