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横浜から沢渡まで渋滞せずにパッソで往復できた感想

パッソで沢渡往復のタイトル画像

パッソで沢渡往復のタイトル画像

はじめに:

上高地から涸沢(からさわ)の紅葉を訪ねるために、横浜の鶴見から東名自動車道、圏央道、中央自動車道、長野自動車道、そして松本から沢渡(さわんど)まで片道275kmをトヨタのパッソで往復しました。渋滞なしで巡航速度が維持できて、往復の燃費は24km/L。普段のパッソの燃費は14km/Lぐらいなので、渋滞しない高速道路の燃費はとても良くなりました。横浜北線と横浜北西線そして圏央道が東名自動車道とつながったので、以前は八王子まで行くのに調布ICまで一般道で行っていたときと比べるとずいぶん運転が楽になりました。とはいえ途中で難しく感じたところがありますが、改良工事が進められています。

往復の行程

横浜の鶴見から沢渡バスターミナルを往復した行程です。さわんどバスターミナルは、上高地へ向かう際に自家用車からシャトルバスに乗り換える場所です。

行き

行きは2024年10月15日の午後3時に出発です。途中で車中泊するつもりでしたが、結局は沢渡まできてしまい、第3駐車場で車中泊です。

横浜北線馬場入口出発(15:00)‐横浜青葉IC‐海老名JCT‐八王子JCT(16:00)-談合坂SA(夕食)‐諏訪湖SA(休憩)‐岡谷JCT(工事渋滞30分)‐松本IC‐コンビニ(20:00おにぎり購入)- さわんどバスターミナル(21:20)

帰り

帰りは10月17日の17時30分にさわんど第三駐車場を出発します。日がまたがるかと予想してましたが、その日のうちに帰宅できました。

さわんどバスターミナル出発(17:30)‐諏訪湖SA(夕食1時間)‐談合坂SA(30分休憩)‐八王子JCT‐海老名JCT-横浜青葉JCT‐横浜北線馬場出口到着(23:20)

行程を振り返る

目的地の涸沢ヒュッテで見えた穂高の朝焼けの光景です。前日の小雨模様から一転し、快晴の朝を迎えられました。

奥穂高岳と涸沢岳の朝焼け

涸沢岳と涸沢槍が眩しい。

涸沢岳の朝焼け-2

涸沢から山々を見上げるためにさわんど駐車場へ行った、自動車での行きと帰りの行程を振り返ります。

行きのようす

行きを振り返ります。

出発は午後3時。目的地のさわんどバスターミナルまでは順調に行けば6時間ぐらいの道のりです。さわんどバスターミナルで乗り換えるシャトルバスは、翌日の6時が始発。駐車場の料金は午前0時で切り替わります。たとえ午後11時50分に入場してもその日1日分の料金が請求されるシステムです。中途半端な夜の時間に到着しそうなので、途中で車中泊して早朝に到着つもりでした。高速道路のサービスエリアで車中泊するのが私のこれまでのやり方です。今回は、直前の道の駅での車中泊も候補でした。スムーズに行き過ぎて、行けるところまで行ってみよう。で、午後9時過ぎにさわんどバスターミナルに到着してしまいました。駐車料金は1日700円です。ま、いいか。で、第三駐車場に駐車しての車中泊となりました。

自宅から首都高横浜北線の馬場入口から横浜北線と横浜北西線を北上します。横浜青葉JCTで東名高速に入って海老名SAを過ぎてすぐの海老名JCTで圏央道を北上します。横浜から海老名JCTまでは寒川町へ行くときに何度も利用してます。圏央道も八王子JCTから先の松山まではずいぶん遠いと感じた記憶がありますが、八王子JCTまでは距離も短くて走りやすいと感じました。出発してから1時間ちょっとで八王子まで来られました。順調すぎます。調布ICを利用していたときは2時間はかかっていたので、随分楽になりました。

中央高速に入ってからの先は遠い。談合坂SAで夕食を摂ります。次は100km先の諏訪湖SAでの休憩が定番。ここから岡谷JCTで長野自動車道に入ります。当日は岡谷付近が道路工事中で30分ほど渋滞でした。今回唯一の渋滞です。松本ICで出て、翌日の朝食と昼食用の食料確保のためにコンビニを探します。おにぎりを高速のSAで買うつもりでしたが、置いてなかったり売り切れていたりでした。考えが甘かった。自宅近くのコンビニで仕入れておくべきでした。

松本ICで高速を出て、松本市街のほうへ少し戻る感じのところですぐにコンビニが見つかり、そこでおにぎりを購入。たいして時間ロスにはなりませんでした。Uターンして国道158号線で上高地方面へ向かいます。国道158号線は何度も走っているので慣れた道のりです。車はほとんど走ってませんでしたが、スピードは出しません。

途中の道の駅を通り過ぎて、いくつかのトンネルや急カーブを曲がり、沢渡地区に着きました。さわんどバスターミナルの入口を見つけるのに少し手間取りましたが、無事に午後9時過ぎにバスターミナルの向かいの、第三駐車場に到着できました。

帰りのようす

帰りを振り返ります。上高地バスターミナルを出て、さわんどバスターミナルにシャトルバスが到着したのが17時20分。あたりはすでに真っ暗。施設の営業は終了しており、トイレも使えません。荷物をパッソに積み込んで出発しました。

出発は17時30分。来たときのルートを戻ります。順調に行けば、6時間ぐらいの行程です。帰りは渋滞が全くなしでした。諏訪湖SAで夕食1時間休憩、談合坂SAで30分休憩、あとは八王子JCT‐海老名JCT-横浜青葉JCTをスルーして横浜北西線と横浜北線を走り抜けて馬場出口到着が23時15分です。

帰りは順調でしたが、途中で何箇所か怖いなと感じた場所があります。メモしておきます。

国道158号線の山道は夜中に走るのは怖い。帰りは下り坂なので急カーブはスピードを落として入らないと危険です。トンネルが狭いと帰り道では特に感じました。以前からずっとこの部分は狭いままです。慎重に運転していると、気がつくと私の車の後を車列がつながってましたが、あの道をスピードを出しブレーキ操作で走り抜ける気はとてもしません。命がいくつあっても足りません。ネットで調べてみたら、現在は改良工事の真っ最中です。あと10年もしたら走りやすくなっているんでしょうね。

中央自動車道はアップダウンがきつい。ちょっと油断するとスピードダウンしてしまうので、80km走行を維持するのにパッソではアクセル操作を頑張らないといけません。道が空いていて後続車がいないのでラッキーでした。

省エネ運転で高速道路を往復した前回の燃費は24.2km/Lでした。猛暑時のエアコンフル稼働時の10km/Lと比べると雲泥の差。

パッソの燃費履歴グラフ

帰り道の最後の難関が、東名高速の横浜青葉JCTでした。本線を出てすぐのところに右に分岐する形で横浜北西線への進入路があります。ここは何度か利用していて慣れていたはずでしたが、左にカーブして適度に減速しながらしばらく走って右側に進入していく。この部分は分かっていても、暗い道で走るのは初めてでした。

どういうわけか、本線から左に出るときに左カーブにうまく乗れなくてそのまま壁にぶつかりそうな感覚に陥って、ちょっと慌ててしまいました。減速して路肩に一時停車してしまいました。うしろからクラクションがうるさく鳴ってました。危なかったなあ。

調べてみると、横浜青葉JCTは横浜北西線を狭いところでつなげるために、急坂、急カーブなど危険箇所や渋滞箇所がいくつかあるようです。私が経験したところも、普段は出口渋滞する場所だと思われます。

無事に帰宅できてから、ルートを振り返って難しかったところを思い出しながらネット情報を検索してみました。難しく感じられた箇所は改良工事が行われていることがわかりました。以下は、今回利用したルートについてネットで見つけた情報です。

利用したルートの道路情報を調べてみた

国道158号線の改良工事について調べてみました。2つの改良工事が着々と進行中です。工事が完了すれば、今回感じた狭いトンネルがなくなり、途中の急カーブもなくなります。リンクを貼っておきます。

一般国道158号奈川渡改良

一般国道松本市狸平の道路事業

横浜から富山に帰省する際にこのルートの先まで何度か走りました。安房トンネルを抜け、平湯で国道471号線を下り国道41号線に合流して富山に向かいます。2つの国道は随分走りやすくなりました。国道158号線の上記区間だけがいつまでも危ないままでした。ようやく改良されて通りやすくなるのはとても嬉しいことです。

ついでに、下の道でも渋滞解消に役立つ工事の情報を見つけました。塩尻北ICの先で松本ICまで行かずに国道158号線にバイパスする道路です。まだまだ時間がかかりそうです。

中部自動車自動車道 一般国道158号 松本波田道路

つぎに紹介するのは記事で指摘した青葉JCTで私がヒヤッとした場所が分かる動画です。動画のはじめの早送りされている一瞬で通り過ぎてしまうところです。わかりにくいのでスロー再生して確認してください。

横浜青葉JCT「東名高速道路(上り、静岡方面)から横浜北西線(上り、横浜港北方面)

一コマだけ切り出してみました。

横浜青葉JCTの横浜北西線方面への出口

ゼブラゾーンの左側に入っていきますが、狭く感じます。上のたくさんの指示板はやたら目立ちますが、道路は細く狭い。このすぐ先で左に曲がりながら、横浜北西線に入るには右方向に直進するような微妙なハンドル操作が必要になります。今回私は、指示版の手前でヒヤッとしました。すぐにやってくる右方向へのハンドル操作に意識が行き過ぎてしまってました。夜間の運転は見えにくくて怖いですね。

関連記事

”上高地の涸沢へ行ってきました”シリーズの記事です。

ようやく目的地の沢渡地区についても、夜中に目的の駐車場へたどり着くのは容易ではありません。

さわんど第三駐車場での車中泊の後、始発のシャトルバスで上高地バスターミナルに向かいます。そこからは片道15kmの歩きです。

小雨模様の中、ようやく涸沢ヒュッテにたどり着きました。目当ての紅葉は終わってましたが、翌朝の朝焼けが素晴らしかった。

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