Table of Contents
はじめに:
海釣りで使う電動リールを気持ちよく使うためには、プラグ部分の清掃やメンテナンスも大切だと気付かされた内容です。
昨年は乗合船の海釣りに3回行きました。3回ともタチウオ釣りです。今回の記事では電動リールの調子を良くしておくのが釣果を上げるために最低限必要だということに触れてみます。
タチウオ釣りの釣果
一昨年は船に乗ったのは1回だけでした。それが3回。前回の記事海釣りの再開はぼちぼちとやるのが一番よさそうを書いた9月はまだ1回目でしたが、その後11月と12月に行きました。
9月の釣果
タチウオの釣果は6本でした。
11月の釣果
タチウオの釣果は1本でした。船中でも0-2本。このときは貴重な1本を焼き魚と刺し身にして美味しくいただきました。
こちらは太刀魚の刺身です。
12月の釣果
タチウオの釣果は6本でした。船中では6-23本。私がスソです。
電動リールの調子
1回目の釣行
電動リールはリールに内蔵されたモーターを電気で動かして使います。このときは液晶表示が消えたり、巻き上げの途中でストップしたりが度々でした。釣りのできる時間の3割がそれで邪魔されました。船の電源を利用していたので、原因は電源の不安定を疑ってました。
2回めの釣行
バッテリーを新調して持参しました。
ところが電動リールの不調さは前回と同じです。電動リールが不調なのに強い風波でとても釣りづらい状況が重なり散々な結果でした。
3回目の釣行
後で理由を説明しますが、電動リールは1度も止まることなく完璧に動作しました。原因は電動リールの整備不良でした。電動リールの調子が良いのにそれでも釣果は1回目と同じ……。その時の釣り方が合わなくて、後半の入れ食いタイムに私だけが乗り損なってしまいました。
電源コードの手入れ
2回めの釣行が終わってから、電動リールの不調の原因を調べてみました。電源コードを徹底的に調べます。電源コードの接触不良をまず疑います。ワニ口クリップとの断線はありません。
接触不良といえばワニ口クリップと端子とが上手く噛み合っていないことは気にはしてましたけど。
電源コードのプラグのカバーをずらしてワニ口クリップのようすを見ます。
端子にサビは浮いてないし噛み合わせも問題なさそうです。
つぎは電動リールのコネクター部分のチェックです。
コネクター部分を拡大してみると、緑のサビのような感じが見て取れたので綿棒で汚れをきれいに拭き取りました。
きれいになったので、これの接触不良はなくなったでしょう。
電源コードのプラグ側を拡大してみると、ものすごく汚れています。目で見ただけではほとんど気が付きませんでしたが、虫眼鏡で拡大してみると初めて気づきました。
プラグ内部を正面から見てみます。
この部分の接触不良が動作不要の原因だったようです。きれいに掃除しなければなりません。狭い穴なので簡単には行きませんでした。爪楊枝でこすってみたり、綿棒を突っ込んでこすってみたり。なかなかきれいになったという確信が持てません。
そこで別の用途で購入してあった錆取り剤を使ってみることにしました。
綿棒につけて何度もこすります。
仕上げに、これもずいぶん昔に買ってあったリール用のオイルを吹きかけて再びサビつくのを防ぎます。
完璧とは言えませんが、きれいになったように見えます。
この状態で3回目の釣行に望み、結果は一度も電動リールのトラブル無しで終えることができました。
反省
後で電動リールの取扱説明書を探し出して初めて詳しく読むと、プラグとかコネクタはオイルをさしてから保存しておくことと書いてありました。大事なことだったんですね。うかつでした。電動リールの電源コードのプラグはきれいにしておかなければいけないことを改めて学びました。
タチウオ釣りはその日その時で釣れる釣り方が変わったり、釣れるタナも変わったりするとても繊細な釣りです。釣りに注意を集中させるためには道具は万全な状態にしておかなければなりません。反省です。今年も釣りに行きたいと思ってますので、次回にこの教訓を活かしたいと思います。