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室内をカーテンで区切って冷房の効きを早める

カーテンライナーで部屋を仕切るのタイトル画像
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はじめに:

縦長の室内の中央に透明なカーテンを掛けて、部屋を半分に区切れるようにしました。冷房をかけるときはカーテンを閉めて、エアコンの室内機側の室温が早く下がるようにします。その後でカーテンを開ければ、室内全体の温度もゆっくりと下げられるので、室内の冷房を効率よく行うことができます。カーテンが透明なので、部屋が狭くなる感じを防げます。

カーテンで部屋を区切る

部屋の構造

我が家のリビングとダイニングの部屋は、もともとは引き戸4枚で区切る構造でした。入居したときに部屋を広く使いたくて、そのうちの2枚は重ねて仕切りとして残し、他の2枚は取り外しました。2部屋続きとしてずっと使っています。食事はダイニングルームのテーブルでとります。リビングルームの隅に設置した40型のTVを視ながらの食事です。

リビングとダイニングルームのあらまし

エアコン使用上の課題

我が家には全部で3台のエアコンがあります。エアコンがフル稼働した昨年の猛暑では電気代が低い月の2倍以上にかさみました。特に7月と8月がひどかった。8月なんて電気代が2.4倍にアップです。

今年も熱くなり始めています。3台のうちの1台は和室専用、もう1台は洋室専用です。それぞれ限られた空間なので、すぐに室温が下げられて効率よく冷房ができてます。

一方で、リビングルームとダイニングルームでは1台のエアコンで冷房しています。部屋が広く使えてよいのですが、エアコンの効きはよくありません。エアコンをつけるときには、ダイニングルームの和室の引き戸を閉めたり、玄関へのドアを閉めたり、キッチンの出入りのカーテンを閉めてます。それでも室内全体が冷えるまで時間がかかるので冷房効率は悪いように思います。

日中は私はほとんどリビングルームで過ごします。ダイニングルームは食事時の利用がほとんどです。

日中にエアコンをつけても、実際に座っている場所の室温がなかなか下げられなくて、いかにも冷房効率が悪く思えます。

ふた部屋にエアコンの冷気が広がるイメージ

節電のために、リビングルームのエアコンを効率よく使いたい。

ふた部屋をカーテンで区切る発想

そこで思いついたのが、まずリビングルームだけ早めに室温を下げればよいのではないか?

ふた部屋をオリジナルに戻して区切るか?

しまっておいた2枚の引き戸を戻して部屋を半分に区切るのは、食事中にテレビが見られなくなるので、現実的ではありません。。

そこで、ひと工夫です。カーテンで仕切ろう!必要なときだけカーテンで部屋を区切るようにすればよい。カーテンだったら簡単に開け閉めができます。

リビングとダイニングを仕切るアイデア

エアコンの冷気が、ふた部屋の間を区切ったカーテンでさえぎられて、冷気がリビングルーム内を先に冷やすようすをイメージしてみました。

エアコンの冷気がリビングルームを先に冷やすイメージ

カーテンのようす

以下は、アイデアを実現するための準備と具体化したようすです。

準備

上図で示した2.4mのスペースにカーテンを吊るして区切るアイデアについて検討しました。

手軽なものが欲しい。そんな都合の良いものがあるのかな?ネットで検索。ありました!

Nittoの省エネカーテンライナーという製品です。

用途的にはそのものズバリではありませんが、使えそうです。1メートル幅で長さが2.25mの塩化ビニール製、透明なビニールシートです。窓際でカーテンと重ねて断熱用に使います。

材質が貧弱だったりすぐ破れてしまわないか?疑問も感じましたが、2枚セットで価格が千数百円。失敗しても惜しくありません。試してみることにしました。

ネットで注文して届いた品物を見ました。メール便でコンパクトに収容されてました。以下はパッケージのようすです。

カーテンライナーパッケージの表

カーテンライナーは画鋲で止めればいいかな、なんて気軽に考えてましたが、ビニールシートは軽いけど意外とゴワゴワしてます。ビニールに気安く穴を開けたら破けてしまいそうで怖い。

カーテンライナーパッケージの裏

て、説明書通りにカーテンレールを使って吊るすのが良さそうです。

ネットで検索すると、一番手頃なカーテンレールがニトリで見つかりました。店舗在庫の確認をしたうえで、バスを乗り継いでお店に行って購入。こちらは約千円で買えました。

カーテンレールパッケージ

これで準備万端です。カーテンレールは3箇所の金具(ブラケット)をネジで鴨居に固定。

ライナーに付属のSカンという部品でカーテンライナーを吊るします。3箇所のネジ止め箇所は、きちんと定規で寸法出しして水平を保ち、1mmのドリルで下穴を開けてからネジ止めしたので、簡単に取り付けられました。

鴨居に取り付けてあった紙箱入りスピーカーをギリギリで避けることに成功。取り付けは1時間ほどで完了。

ライナーの縦2.25mは長すぎて、カーテンの下が30cmほど床に垂れてしまいましたので、30cmほどカットしました。

カーテンライナーの下の余分をカットしたようす

こちらは左端のようすです。床スレスレのところでカットしました。

カーテンライナーの左下のようす

横幅方向は1m幅が2枚だと足りません。部屋の区切り部分に隙間ができました。この問題は、この切り取ったビニール片を使って継ぎ足して解決しました。

カーテンレールの塗装は白色で周りから浮いて目立ってしまいました。翌日に半日をかけて、黒色に塗装しました。はじめに茶色を塗ったけれど白地が残ったので、思い切って黒にしました。これで完成です。

取り付けたようす

カーテンライナーを取り付けたようすです。

リビングルーム側から見た左半分。

リビングルーム側から見たカーテンライナー右側

右半分です。

リビングルーム側から見たカーテンライナー右側

逆にダイニングルーム側から見たようすです。

左側のようす。

ダイニングルーム側から見たカーテンライナー左側

右側のようす。

ダイニングルーム側から見たカーテンライナー右側

透明なビニールシートは写真で撮るとこのように見えます。

ダイニングルームからエアコンの室内機をカーテンをずらして見たようすが以下の写真です。

ダイニングルームからエアコン室内機を見たようす

カーテン越しに見ると、以下の写真のようになります。冷気がカーテンで遮られることを感じてもらえるでしょうか。

ダイニングルームからエアコン室内機をカーテン越しに見たようす

横幅が足りなかった問題は、長すぎて切り取った、30cm幅のシートの断片を活用しました。

シートの端を4cmほど折り曲げてビニールテープで張り合わせます。その際に3箇所の隙間を開けます。その隙間にありあわせのカーテンフックを差し込み、カーテンレールのライナーに取り付けます。ビニールシートで作った即席のカーテンです。下の写真の右端の部分のように継ぎ足しました。

右側に継ぎ足したカーテンライナーのようす

冷房を使わないときやテレビを見るときはカーテンライナーが邪魔です。カーテンライナーを閉じます。部屋の隅にライナーを寄せて、ベルトで軽くまとめてからフックに引っ掛けて固定します。あり合わせの伸びる靴紐がちょうどベルト代わりになりました。

カーテンライナーはベルトでまとめてフックに固定

以上、取り付けたカーテンライナーのようすでした。

感想

まだ作業してから3日ほどです。

断熱効果は1度くらいかな。それよりも予想通りに冷房の効き始めが早くなりました。

カーテンを開け閉めするときの、シャーという音は繊細な?私には耳障りです。特に早朝や夜は気を使いますね。そ~と操作すれば大丈夫。

透明なカーテンなので、閉めたときの圧迫感は殆どありません。このカーテンを上手に利用して、どれだけ冷房効率を上げられるかが楽しみです。

他の部屋との出入り口にもカーテンをつける

部屋の冷房効果を高めて節電を進めます。次は、ダイニングルームと他の部屋との出入り口について着目して対策しました。

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