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はじめに:
「こあら式英語のニュアンス図鑑」第3章”助動詞”を読んだ私の気づきメモです。本書は英語の文法や言葉の選び方で迷ったり分からなかった疑問に答えてくれます。英語の曖昧だったり知らなかったことを、イメージと解説でわかりやすく伝えてくれます。本書を読み直して気づいたことをメモすることで英語への理解が深まります。
コメント
助動詞は、動詞の前に置くことで「可能」「義務」「依頼」など様々な意味を添えることができます。たくさんの使い分けがあって正直驚きました。特に気になったり引っかかった節のところでコメントしていきます。
3-1 will / would の意味と使い方
willは、未来(~だろう)、意志(~のつもりだ)、推量(~だろう)、依頼・勧誘(~してくれませんか・~しませんか)、そして習慣・習性(~しようとする・よく~する)に分類。
この中で習慣・習性については馴染みがありませんでした。用例は、He will often go on a date with the kangaroo after dinner.(彼は夕食後によくカンガルーとデートに出かける)
wouldは、過去の強い意志(どうしても~しようとした)、丁寧な依頼・勧誘(~していただけませんか・~しませんか)、過去の習慣(よく~したものだ)、仮定法(~するのだが)、そして推量(~だろう)に分類。
この中で過去の強い意志・拒絶については馴染みがありませんでした。用例は、The luggage wouldn’t fit in the trunk. (この荷物はどうしてもトランクに入らなかった)
推量についてはwill とwouldの両方で登場しますが、どう使い分けるのかよくわかりません。用例は、He will be busy now.(彼は今、忙しいだろう)と、The koala would be about to go out right now.(コアラは今、出かけようとしているのではないか)
助動詞って、使うの難しい。
3-2 can / could の意味と使い方
can の能力・可能(~できる)とcouldの過去の能力・可能(~できた)。canの依頼(~してくれませんか)とcouldの丁寧な依頼(~していただけませんか)。どちらも基本形でわかります。
canの可能性・推量(~のはずだ・~の可能性がある)とcouldの可能性・推量(ひょっとすると~かもしれない)の違いは微妙。用例は、The koala can tell a lie.(そのコアラは嘘をつく可能性がある)とThe koala could tell a lie.(そのコアラはひょっとしたら嘘をつくかもしれない)
意味の”許可”と”命令”についても引っかかリますが、省略。
3-3 must / should の意味と使い方
mustとshouldの使い分け方ってよくわかりません。
mustは、推量(~に違いない)、義務・強制(~しなければならない・~しなさい)、禁止(~してはいけない)、強い推奨(ぜひ~してね)で分類されています。
shouldは、義務・助言(~すべきだ・~しては)、推量(当然~のはずだ)、可能性の低い仮定(万が一~ならば)、驚き・反語(どうして~、一体~)で分類されてます。
mustが強くて、shouldが柔らかいなんて、いい加減に覚えてましたが、違いました。
3-5 助動詞意味一覧
will, would, can, could, may, might, must, should, shallの意味が一覧表になってます。私はかなり混乱してます。助動詞が嫌いになりそう。
3-9 確信度で使い分ける可能性・推量の助動詞
助動詞で「~かもしれない」、「~に違いない」というような可能性や推量を表す場合に、その確信度合いの違いがイラストで順に並べて示されます。本図鑑で最も得意とする表現方法で、違いが一目瞭然でとても良いと思いました。
ちなみに確信度の強い順に列挙すると、be, must, will/would, should, may, might, couldの順に確信度が弱くなり、notが0%ということになるのだそう。
感想のまとめ
細かくメモしていくとキリが無くなります。助動詞はややこしいということを再認識しました。ネイティブの感覚(ニュアンス)を表現するための特徴的なものなんでしょうか。ある意味、日本語の敬語の使い方の難しさに通じるかなと思いました。
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