サイトアイコン 英語教材をレビュー!

「英語のニュアンス図鑑」第2章 動詞での気づき

英語のニュアンス図鑑第2章のタイトル画像

英語のニュアンス図鑑第2章のタイトル画像

はじめに:

こあら式英語のニュアンス図鑑」第2章”動詞”を読んだ私の気づきメモです。本書は英語の文法や言葉の選び方で迷ったり分からなかった疑問に答えてくれます。英語の曖昧だったり知らなかったことを、イメージと解説でわかりやすく伝えてくれます。本書を読み直して気づいたことをメモすることで英語への理解が深まります。

英語のニュアンス図鑑の表紙

コメント

気になった節のところでコメントします。

2-1 speak / say / talk / tell の違い

冒頭から使い方で私がいつも迷う用例の登場です。

英語のニュアンス図鑑第2章の最初のページ

speakが言うという行為に重点が置かれ、sayが発する内容に重点が置かれる。どちらも聞き手を意識しない一方向のコミュニケーション。

talkが会話するという行為に重点が置かれ、tellが何がしかの内容を伝えることに重点が置かれる。どちらも聞き手を意識した双方向のコミュニケーション。

イラストと例文を見ながら解説を読めば、違いがわかった気にはなります。でもやっぱり場面によって使い分けるのは私には難しい。こんな使い分けを自然にやるネイティブは日本人の感覚とはちょっと違うのかなあ。

2-2 hear / listen の違い

hearが耳にするで、listenが耳を傾けて聴く。

この違いは、私が英会話のサイトを運営している中で使い分けに注意してきた動詞なので、十分承知です。

2-3 meet / see の違い

meetが初対面の人と会うで、seeは知り合いに会う。

最近になってようやくこの違いを認識しました。この1年ほど続けている瞬間英作文のトレーニングの例題で、seeとmeetのどちらかが出てくるのですが、一体どう使い分けるのかよくわかりませんでした。それで調べてみたら、相手が初対面か知り合いかで使い分けることを知りました。そのうえで例題を見返してみると、たしかにその通りの場面設定での使い分けだったので、なるほどと得心したわけです。

2-4 study / learn の違い

studyが知識やスキルを身に付ける「過程」を表し、learnが知識やスキルを身に付けた「結果」を表します。

これも、meet と seeの違いと同様に最近になって違いを理解しました。これはしっかり使い分けられるようになりたい。

2-13 notice / realize / recognize の違い

noticeが五感で気づく、realizeが頭で理解する、recognizeが見覚え・聞き覚えがあるです。3つの動詞ともただ知っているといレベルだったということを認識。この違いは頭の中にインプットしたい。

2-14 teach / tell / show の違い

teachが学問などを教える、tellが情報などを教える、そしてshowが図示や実演で教えるという違いです。これらの動詞は、私も使う機会がありそうです。しっかりと場面に合わせて使い分けるようにします。teachとtellの違いがちょっと微妙な感じがしますけどね。

2-16 take / bring / fetch の違い

takeが連れて行く、bringが連れて来る、fetchが(行って)連れて来る、という違いです。takeとbringの違いは知ってましたが、fetchについては認識を新たにしました。

2-20 do / make の日常的な使い方

doとmakeどちらも日常的に行う様々な動作を表します。doが仕事、行為が明確なもの、そして不定代名詞を伴う動作で使います。makeが飲食物、音や声、そして計画や選択を伴う動作で使います。まずは、こういうふうに分類できるんだと感心しました。

用例で例えば、do dishes(皿を洗う)とmake dinner(夕食を作る)を見ただけでも、なかなか使い分けは難しい。体で覚えるのかな。私は現在進行形で瞬間英作文の「基本動詞」トレーニングに取り組み中です。getを終えてgiveを練習中。doとmakeの練習はまだこれからですが、しっかり身につけたい。

2-21 make / have / let / get の違い

「~させる」と訳す「使役動詞」です。”make 人 do”は(強制的に)~させる、”have 人 do”は(当然のことを)~してもらう、”let 人 do”は~することを許す、そして”get 人 to do”は(説得・お願いして)~してもらうという違いです。

これを使い分けるのはとても難しいと思います。とくにmake とhaveの使い分けは難しい。さらに”get 人 to do”の例文”I got the koala to repair my bicycle.”(コアラに自転車を直してもらった。を言えるようになるのはちょっと無理かな?あ、でもこうやって自分でタイプしたりすると、ちょっとは腑に落ちたかも。

まとめの感想

簡単そうな動詞でも、正しく使わないと相手には伝わらないことがわかります。逆に正しく理解もできません。

メモしきれなかった他の節の動詞たちはもっとハードルが高い。現在取組中の瞬間英作文基本動詞トレーニングもかなりじっくり取り組まないと、最初のハードルが越えられそうにありません。動詞はおろそかにはできません。

商品へのリンク

アマゾンの読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑へのリンクです。

楽天ブックスの読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑へのリンクです。

関連記事

”英語のニュアンス図鑑第3章の感想”へのリンクです。
モバイルバージョンを終了