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瞬間英作文トレーニングで2冊のテキストを使った感想

瞬間英作文トレーニングやってみたタイトル画像

はじめに:

基本の英文を反射的に言う練習「瞬間英作文トレーニング」で2冊のテキストを使ってみた感想を紹介します。

瞬間英作文トレーニングでは2冊のテキストを使いました。1冊目では英語の一つの文型について10通りの英文が反射的に言えるように練習します。全部で79通りの文型をこなしました。2冊目ではさまざまにシャッフルされた文型の英文が即座に言える練習を続けます。二つの文型が合わされた英語が言えるようにも練習しました。これらの練習は今年のはじめから9ヶ月間続けてきて効果があったので、その感想をまとめます。

ひとつの文型でさまざまな英文を練習する

使ったテキストは「どんどん話すための瞬間英作文」です。使う英語は中学英語で学ぶものだけなので、単語を調べたりする手間を掛けずに英語文型の練習に集中できました。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニングテキストの表紙

1つの項目(文型)について10個ずつ練習問題があります。人称、単数/複数、疑問文などのパターンで練習できます。to不定詞のいろいろな使い方、名詞、形容詞、副詞それぞれの様々なパターンを、学ぶ学年ごとに区分して練習していきます。10個かける79項目で790個のいろいろな場面を想定した英文を、実際に口に出せるようになります。通り一遍にしか理解していなかった文法があることにも気づいて、学び直してみる気持ちになります。

中学1年レベル

以下の見出しで、23項目x10個の文型を練習します。this/that、these/those、What is(are)-?、人称代名詞の主格/所有格、Who is(are)-?、一般動詞、how many (much)、人称代名詞の目的格/独立所有格、命令文/Let’s、whose、where、when、which、it、What time-?、how、How old(tall)-?、疑問詞主語のwho、can、現在進行形、There is (are)

中学2年レベル

以下の見出しで、34項目x10個の文型を練習します。過去形、過去進行形、when節、一般動詞のSVC、SVO+to (for)、SVOO、will(単純未来)、will(意志未来)、will(依頼)/shall(申し出・誘い)、be going to、must / may、have to、be able to、感嘆文、不定詞ー名詞的用法、不定詞ー副詞的用法(目的)、不定詞ー副詞的用法(感情の原因)、不定詞ー形容詞的用法、動名詞、原級比較、比較級ーer形、最上級ーest形、比較級ーmore、最上級ーmost、比較級ー副詞、最上級ー副詞、比較級・最上級を使った疑問詞の文、現在完了ー継続、現在完了ー完了、現在完了ー経験、現在完了進行形、that節、受身

中学3年レベル

以下の見出しで、22項目x10個の文型を練習します。従属節を導く接続詞、間接疑問文、疑問詞+to不定詞、形式主語のit、SVO+to不定詞、SVOC、現在分詞修飾、過去分詞修飾、関係代名詞・主格(人)、関係代名詞・主格(人以外)、関係代名詞・所有格whoseとof which、関係代名詞・目的格(人)、関係代名詞・目的格(人以外)、先行詞を含む関係代名詞what、too to、enough to、so that、原型不定詞・知覚、原型不定詞・使役、関係副詞・where、関係副詞・when

練習した感想

テキストが指示している方法に従って、半年近く練習を続けました。主語、述語、文法、単数形か複数形かなどを、どうしても頭の中で一度考えてしまいます。疑問文では動詞がダブったり、動詞を原形にするのか、時制に合わせるのかなど、考えながら英文を口にします。完璧にするのは難しい。

半年間で、テキストを通して4回ほど練習をやってみても、立て板に水で英文を口にするという具合にはなりません。9割ぐらいはオッケーかな、というところで次のテキストに進むことにしました。4ヶ月後にCDを聴きながら反復練習してみましたが、何箇所かは引っかかります。この練習が基礎力を付けます。もっと反復練習が必要ですね。

スラスラ話すための瞬間英作文で練習

次に使うテキストは”スラスラ話すための瞬間英作文”です。

瞬間英作文シャッフルトレーニングのテキスト表紙

中学校で学ぶ英語の文型の英作文をしていきます。学ぶ順番に規則性はなくシャッフルされてます。すべての文型で、英文を即座に言えるだけの基礎力が必要となります。前回の”ドンドン~”のテキストを完全にマスターしてから学ぶべきテキストです。

実は、私は最初にこの”スラスラ~”のテキストを手に取りましたが、一度頭の中で英文を組み立ててからで、なかなか英文を口にすることが出来ませんでした。それで急がば回れとなりましたが、”ドンドン”のテキストでのトレーニングを経て、ようやくこの”スラスラ”のテキストでの練習に取り組めました。前半の500文をやってみると、多少時間がかかりますが、いろいろな英文が口に出せるようになります。

テキストの後半は、文型と文型をつなぎ合わせて一つの英文にします。ちょっと複雑なことが言えるようになります。会話で次々に継ぎ足していくような内容でも、その理解に役立つと思います。文章を読んでいく上では、いくつにも区切られた長めの文を理解するのにとても役立つ練習になります。

練習した感想

文型を意識した練習を徹底してやってみると、英語は文型とその組み合わせで成り立っていることを強く感じます。

練習での成果の力試しに、たまたま中古本で入手できたオズの魔法使いの簡略版とオリジナルを読んでみました。簡略版はスイスイ読めます。オリジナル版は9割方読めたかな。実力アップできた気がします。

延々と繋がっていく文章を見たり聴いたりするときは、文の塊ごとに即座に理解していくという能力はまだまだ足りないというのも実態です。途中で話についていくのを放棄してしまいます。実力不足、まだまだ先は長い。けど、英語力を着けるための方向性は間違っていないと思います。

商品へのリンク

アマゾンの瞬間英作文シリーズ(森沢洋介)へのリンク。

楽天のどんどん話すための瞬間英作文トレーニングへのリンク。

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