はじめに:
「リアル旅英語」9月第2週は”英語のリズム”がテーマです。例文と解説のポイントをメモにしました。英単語の強勢、曖昧母音シュワ(ə)、英文のリズムについて学べます。ポイントを踏まえて例文を何度も繰り返し発音練習することが、ポイントをマスターしてネイティブの英語を理解するために大切です。
L64 英語のリズム
ポイント: 英単語の強勢に注目します。
強勢を置くとは、英単語ではっきり・強く発音される部分を設けることです。強勢を置く部分は、より高く・長く・はっきりと発音します。強勢の置かれない部分は、低く・速く・弱く発音されて、聞き取りづらくなります。きちんと発音されない音がどんなふうに発音されるか知っておけば、全体が聞き取れるようになります。
Q1 英単語のリズム 強勢
ポイント: カタカナに近い発音を期待していると発音が聴き取れません。
Quiz1: You will be receiving a text message from Ivy, and that’s just our texting service.
おさらいQuiz1: And I’ll make pasta with garlic and olive oil and then toss them in it.
おさらいQuiz2: This is the username and password to get back into the computer.
ポイント: message, olive oil, passwordはそれぞれ”メッスージ”、”アリヴアイウ”、”パスウド”と聞こえます。
Q2 単語の矯正とリズム
ポイント: 長い単語は強勢の位置を意識! 長い単語は強勢の置かれない部分が多くなり聞き取りづらい。長い単語は強勢の位置を意識!英語のリズムそのものを覚える。
Quiz2: And, uh, Snuggle Bug, which is a boysenberry and raspberry sour.
おさらいQuiz1: Um, it depends on the intersection.
おさらいQuiz2: Because it’s got coffee, it’s got chocolate and it’s got alcohol.
ポイント: raspberry, intersection, chocolateはそれぞれ”ラズブリ”、”インダセクション”、”チャコレー”と聞こえる。
L65 英語のリズム
ポイント: 曖昧母音シュワ(ə)を学びます。弱く発音された部分の母音が省エネの母音「シュワ(ə)」に変化します。シュワ(ə)は口をちょっとだけ開けて”ァ”と発音します。
Q1
ポイント: 省エネ母音シュワ(ə)のために違う音に聞こえる。
Quiz1: That’ s actually gonna be on the other side of this hill, behind the Hollywood Sign.
おさらいQuiz1: We request that around 9:30, even 10:00, that you come into the lobby area with your drink.
おさらいQuiz2: The differences can be very subtle, uh, between the two of them.
ポイント:Behind, remember, denyがそれぞれ”ブハイン”、”ルメムバ”、”ドゥナイ”に聞こえる。
Q2
ポイント: 文字があってもはっきり発音されるとは限らない。聞き取れるようにバリエーションを知ることが必要。
Quiz2: That sounds interesting.
ポイント: 省エネの母音「シュワ(ə)」が落ちて、trがチュと発音される
おさらいQuiz1: They have different spots.
おさらいQuiz2: This is a really small distillery in downtown LA. Family-run, just like us.
ポイント: interesting, different, familyはそれぞれ”インチュレスティン”、”ディファレン”、”ファムリ”と聞こえます。
L66 英語のリズム
ポイント: 英文のリズムを学びます。英文には強勢を置く言葉と置かない言葉があります。文の意味にとって需要な単語に強勢が置かれる。強勢が置かれる単語の動詞・名詞・形容詞は、はっきり発音されます。代名詞・助動詞・冠詞は強勢が置かれないので弱く発音されて聞き取りにくい。聞き取れなかったところは 強勢が置かれてない部分です。
Q1
Quiz1: Once you get onto the beach track, and you can take a left and that’ll bring you down to the pier.
ポイント: you can take a left ”ヤクテーカレフ”のように聞こえ、文中の強勢とリズムが生まれる。
おさらいQuiz1: We know all the different beers, and we can give you guidance.
おさらいQuiz2: We have ten breweries and counting, and we even have a brewery map that I can share with you.
ポイント: and we can, that I canは強勢を置かないので、速く弱く”アヌウィクン”、”ザライクン”と発音する。
Q2
Quiz2: Most of the wine regions are Sonoma, Mendocino, Napa—all up north, for the most part.
ポイント: most of theはmostに強勢を置き、of the は強勢を置かないので速く・短く・弱く発音される。of のo が省エネの母音「シュワ(ə)」なのでアブとなるが、アブは音声変化しやすく語尾のブが落ちやすい。オブと思っているのが単にオになることが多い。most of the が”モースタ”に変わる。音声変化した形で発音を覚える。”モーストザ”、for theが”フザ”に聞こえる。
おさらいQuiz1: And then just date of birth and signature.
おさらいQuiz2: During the time I’d like to share some of my love for the city of LA.
ポイント: And then just date of birth and signature. some of my love for the city of LA.はそれぞれ”アンゼ”、”デートゥオバース”、”サムオマイ”、”フザ”と聞こえる。
感想
英語のリズムとか強弱が大切ということはすでに学んでいる、そのはずですが、例文とその解説・放送でのやり取りを何度も聞いてメモしてみるとポイントがあらためて実感できます。
聞き取れない部分が強勢が置かれない場合は、弱く発音される聞こえ方を身につける。音声変化している場合は、変化した英語を身につける。似ているようで違う内容です。これを身につけるのが私のテーマになりました。
英文のリズムのところが難しい。and we canや、that I canは弱く発音する方法を身につけて、聞き取れるようにもなりたい。
most of theはとても発音しづらいと感じます。vが消える。”モストーザ”これを一気に言えるよう、何度も口慣しをして、つっかえないように発音できるようになりたいものです。そうなれば、きっと聞き取れるようになるはず。

