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「旅英語」9月第1週”カタカナのわな”を練習する

リアル旅英語9月第1週のタイトル画像
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はじめに:

「リアル旅英語」の9月は聞き取り力アップ大作戦!でした。その第1週の例文と解説のポイントをメモにしました。母音の発音の違い、連続する子音の発音、そして日本語に存在しないr(アール)とl(エル)の発音について学べます。ポイントを踏まえて例文を何度も繰り返し発音練習することが、ポイントをマスターしてネイティブの英語を理解するために大切です。

L61 知っているのに聴き取れない単語(1)

カタカナ英語とはカタカナを使って英語の音を表したもの。カタカナ英語の表記はイギリス英語に由来しているものが多い。例えばtalk,call,newを”トーク”、”コール”、”ニュー”と表記するなどがある。カタカナ英語で単語を知っていても うまく聞き取れず別の単語に聞こえることもある。

Q1 カタカナ英語との違い

Quiz1: And then we, of course, have water. So we have a water fountain around the corner.

おさらいQuiz1: And then, for milk options, we make everything here with whole milk as a default.

おさらいQuiz2: The sardine can be a bit more salty, but I think the tuna, the salmon, the trout–a little less so.

water, default, saltyのそれぞれが”ワーダー”、”ディーフォー”、”ソーウティ”のように聞こえます。

たとえばwaterはイギリス英語では「ゥオー」ですが、アメリカ英語では「ワー」と発音されます。defaultは”ディー”に強勢があり、saltyは”ソー”に強勢があって、語尾が弱くなり、ますます聞き取りづらくなります。

Q2 綴り(スペル)と発音のズレを意識する

アメリカ英語では、job, hot dogがそれぞれ”ジャブ”、”ハッダッグ”のように、oが”オ”でなく”ア”と発音されます。

Quiz2: Careful. These, um, lids sometimes pop off, so be careful.

おさらいQuiz1: We can serve it either hot or cold. And then it comes with two shots of espresso.

おさらいQuiz2: And then the lock’s in here.

pop off, shots, lock’sがそれぞれ”パッパッ”、”シャッ”、”ラック”と聞こえます。解説では、母音の音が違う+音声変化(つながる)ー>聞き取れなくなると説明されてました。さらに語尾が弱くなります。

pop off が”パッ”と聞こえたり(ウェンツさん)、”ポップアップ”と聞こえたり(ペコさん)するのも、語尾が弱く発音されるからですね。

L62 知っているのに聞き取れない単語(2)

Q1 アメリカ英語の母音の発音

Quiz1: So these are for you to carry your phone around, uh, if you don’t want to keep it in your purse or your pocket.

おさらいQuiz1: Uh, so it’s 39162, which is gonna be the code.

おさらいQuiz2: What’s a hybrid?

pocket, code, hybridがそれぞれ”パケッ”、”コー”、”ハイブリッ”のように聞こえます。これらも語尾の子音が小さいというか、舌の動きが上の歯の裏にくっつけるだけで終わっているのかな。

Q2 連続した子音

一気に発音する子音の連続を意識しよう!がコツです。

Quiz1: Pull both brakes at the same time.

おさらいQuiz1: On a clear day like this, we’re seeing all the way down to San Pedro.. Port of Long Beach.

おさらいQuiz2: You guys grow grapes?

b /p /k /g の後にr や l が続くと聞き取りづらい。brakes, clear, grapesがそれぞれ”ブレークス”、”クリアー”、”グレイプス”というカタカナ表記にはなりますが、br,cl,grそれぞれの子音の連続を一気に発音する必要があります。どうしても母音が挟まってしまい、この発音は難しい。

L63 知っているのに聞き取れない単語(3)

Q1 日本語に存在しない音 r(アール)

Quiz1: So right over here, we have, uh, some of our shirts.

おさらいQuiz1: You can search also for things. You can get on the internet.

おさらいQuiz2: You write the name of the beer on there, and then we’ll serve it up to you.

Shirts, search, serveがそれぞれシャーツ、スーチ、スーヴと聞こえます。サマー先生によれば、舌を奥歯の方まで引っ込めて発音するのだそう。舌がつりそう。やっぱりrの発音は難しい。

Q2 日本語に存在しない音 l(エル)

Quiz2: Well, because there’s so many people of the, uh, local community that come here.

おさらいQuiz1: It is a, like, Filipino purple yam. Very rich, very nutty.

おさらいQuiz2: We’ve got these little trays you can use to carry things.

local, purple, littleはそれぞれ”ローコー”、”プープー”、”リドゥー”と聞こえる。local や littleの最初のlと後ろのlの発音方法が違う。最初のlは舌を上の歯の裏にくっつけるが、後ろのlは舌はくっつけなくてもよいのだそう。後ろのlの発音が難しいとかねてから思っていたので、目からウロコです。

感想

9月の強化月間の放送は聞き流すだけでしたが、それではいけないと思い直して、録画した10分間の放送を何度も見直してメモを取りました。

第1週は”カタカナのわな”がテーマでしたが、さらっと視るだけだと、いつも聞いているアタリマエのことばかりを言っているなという受け取り方で終わってました。

メモに起こすためには誤字はいけません。集中して見なければなりません。あやふやな部分は繰り返し見ることも必要です。これが良い練習になりました。見直せば見直すほど、ポイントの意味がわかってきました。

リスニング練習をはじめた10数年前は、”1つの例文の発音やリスニング練習を100回繰り返す”が当たり前でしたが、最近は数回で終わってます。これでは頭からすり抜けていくのは当たり前。100回は無理としても、最低10回は繰り返さないと一つのことが身に付きません。初心忘れるべからずですね。

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