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内臓脂肪を最速で落とす(奥田昌子)

冬の木

感想

「サブタイトルが日本人最大の体質的弱点とその克服法」とあるように、内臓脂肪が何故よくないか、特に日本人にとってよくないかが本書の半分を費やして徹底的に説明してあります。万病の元と言ってもよいくらいだということがよく理解できます。内臓脂肪が積極的に働いてさまざまな病気を引き起こす、「癌の原因になる」とか「認知症の影に内臓脂肪あり」とまで言われて改めてというか初めて”内臓脂肪憎し!”と実感しました。
本書の後半は内臓脂肪を落とすための食事の内容や生活習慣について詳しく解説してあります。
食事については、食べすぎない・玄米や魚や大豆を摂る、欧米化する前の日本食が一番などとあります。改めてこれらの重要性がわかりました。さっそく玄米のレトルトパックを買ってきました。まだ食してませんが……。
生活習慣では、1日30分間の有酸素運動が推奨されています。インターバルウォーキングの説明よりもきつめかな。でも改めてウォーキングの重要性が確認できました。
内臓脂肪=腹囲ということを再認識。わたしの腹囲は3年前に比べればだいぶ減りましたが最近は油断していました。もう一度チャレンジです(2021/01/27)以下は裏表紙の説明文を引用します。

肉中心の食生活をしてきた欧米人と比べ、魚と穀物中心だった日本人は摂取した脂肪を皮下脂肪として蓄える能力が低く、より危険な内臓脂肪の形で蓄積しやすい。放置すれば高血圧や糖尿病など生活習慣病はもちろん、各種がんや認知症の原因になることもわかってきた。だが、体質だからと諦めるのは早い。内臓脂肪は皮下脂肪よりも落ちやすく、普段の食事や生活習慣の改善が減量に直結するのだ。肉や炭水化物の正しい摂り方、脂肪に効く食材、効果抜群の有酸素運動などを、最新の論文をもとに解説。読むほどやせる内臓脂肪の新常識。

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