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ファイア・フライ(高嶋哲夫)

感想

誘拐された主人公が、誘拐犯の男女二人と一緒になって、自分が勤めている会社に身代金を要求するようになる。という普通ではないところから物語が展開していきます。
誘拐されるはずだったのはその会社の社長であって、主人公は人違いだったとか、誘拐犯は組織に支持されただけだとか、なにかちぐはぐな感じです。
それもそのはずということで、物語の真実が後半に明かされていきます。
その真実を主人公が知るにつれて、ただの会社一辺倒・仕事一辺倒の人間からどんどん変わっていく。脱皮していくと言ったら良いでしょうか。
40すぎの中年男の変身ストーリーと言ったら言い過ぎかもしれませんが、読み終わって感じたことです。エンジニアという技術職の人はもっと自分に自信を持ってよいのかもしれません。
高嶋哲夫流にお話をうまくまとめてあって、読み終えてちょっとスッキリしました。
(2019/09/30)

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