血圧と体重を毎日記録して体調管理する

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はじめに:

60歳を過ぎたので自分の身体の状況を見つめ直します。血圧と体重を毎日記録することから始めて、経過も確認しながら体調管理をしていきます。内科医の診断を受けて体調を確認することも重要です。

本記事に”身体のつらさとメタボにしっかり対処していく”と”健康状態を継続して確認する”と”受診と”自主管理でメタボと眼病に対処するの記事の一部”を合体して内容を整理しました。

体調管理の必要を実感

ふと気づくと、もう63歳。若い頃は自分の身体のことを気にしなくて問題なかったし、60歳を過ぎてネットワーク関連の仕事やウェブサーバの構築作業に明け暮れていても、疲れは寝れば撮れるぐらいで、体調のことはあまり気にしなくても済んでました。ところが、このごろは少し体調が悪いと身体の何処かがつらくなったり痛くなります。

このままだといずれはなにか重い病気になりそう。元気で生活を続けていくためには、自分の身体をメンテナンスしなくてはいけないと実感するようになりました。

これからは自分の身体の状況を見つめ直します。傷んでいるところや痛いところに着目して、その様子から原因とかを考え、改善するための対処方法について調べてみます。そして実際に改善に取り組みます。その改善状況を記録していきます。

メタボと痛風

まずは、ほぼ1年前に繰り返し再発した痛風の発作と、それまでずいぶん長い間放置してあったメタボリックシンドロームに目を向けて、メタボとはどういうものなのかその正体をよく知って、その上で、お酒をやめて痛風発作を回避しメタボを改善していきます。具体的には運動を継続しながら、体調の把握のために血圧と体重を毎日測定し記録します。そして実践状況を継続して確認して体調管理をしていきます。

血圧と体重を記録するために実際に使っている器具や記録内容を紹介します。健康指標を毎日記録していますが、数字を常に見るように習慣づけることが継続するのにとても効果があります。

健康指標を記録する

私はなんでもノートに記録するのが好きです。今回の記事は、体重と血圧を記録し続けているというお話です。記録を始めたのは数年前からだったでしょうか。血圧計と体組成計を購入して毎日メモしてました。その時の記録はもう見当たりませんが。今回きちんとつけだしたのは2017年5月16日からです。”メタボの我が身での現れ方を確認する”でメタボ解消を決心し対策を実践していきます。そして毎日の体重などの数値を記録していきます。

体組成計で体重と体脂肪率と内臓脂肪を記録する

最初に購入したのはオムロンの体組成計です。

オムロン体組成計
オムロン体組成計

手に持つハンドルが本体からケーブルでつながれていて、本体に身体を乗せて、ハンドルを手に持って体と垂直方向に伸ばしたまましばらく待つ。体組成計というと、まさしくこのイメージで始まりました。

オムロン体組成計2
オムロン体組成計のハンドルがケーブルでつながってます

朝起きたらすぐに、着替える前にパンツ1枚で測定しています。

ノートに手書きで記録
毎日の体重データの記録
毎日の体重データの記録

携帯電話のアプリで記録もできるようですが、わたしは手書きのメモが好きです。

血圧を毎日朝と晩に記録する

血圧計は最初からこれにしました。オムロンのアームイン型。

オムロン血圧計
オムロン血圧計

腕を円筒に差し込んでボタンを押すだけなので手軽です。置く場所には気をつけないといけません。心臓の位置と同じなのがいいそうです。食卓に置いて椅子に座って測定するとちょうどその位置になりました。普段は血圧計を食卓の下にしまっておき、測るときに取り出して使っています。

測るタイミングが結構面倒で、安静にしていた状態が望ましい。朝起きた時は、体重を量って着替えてしばらくしてから測るようにしています。夜は寝る前に測るようにしてますが、時々忘れて寝てしまうこともあります。

小型の血圧計

持ち運び便利な束帯式の血圧計も持っています。
シチズンの血圧計

シチズン血圧計
シチズン血圧計

泊りがけで出かけるとき用ですが、出番はほとんどありません。

ーーー>その後、アームイン型が空気漏れして壊れてしまいました。今はこのシチズンの血圧計だけです。最初はいちいち腕に巻き付け直していたので不便でした。少し緩めにマジックテープを固定するようにしてからは、テープをいちいち外さなくても腕を通せばそのままスイッチを押して測定開始。これで何の不都合もありません。使い方にも工夫が必要ですね。(2023年3月14日追記)

高血圧管理手帳に記録

クリニックでもらえる手帳

高血圧管理手帳
高血圧管理手帳

血圧と脈拍数を記録し、体重もメモ帳から転記します。この手帳は何冊も更新しながら使用してます(2023年3月14日追記)

毎日の血圧データの記録
毎日の血圧データの記録

エクセルの表にも記録

健康指標記録

集計は、SUMとかcountaという基本的な関数を使えば、いちいち電卓で計算などしなくてもできます。その集計した結果を高血圧管理手帳にプロットしてグラフ化します。

年間血圧データの記録
年間血圧データの記録

グラフ化はエクセルでもできますが、手作業でやった方が実感がわきます。以上、毎日の健康状態についての記録作業について説明しました。記録方法については、いろいろ工夫しながら自分が続けやすいものを捜しています。しばらくは、このままで続けられそうです。
(2018.03.25)

健康診断の結果

定期的にクリニックを受診して血液検査と薬を処方してもらいます。血液検査の結果を見て状況を確認します。2018年の4月に採血してきました。今回はその結果についての考察です。

血液検査結果

結果は全て正常範囲内です。

健康指標201804
健康指標(2018年4月)
  • 尿酸値:5.1
  • 中性脂肪:134
  • HDLコレステロール:47
  • LDLコレステロール:87
  • AST:20
  • ALT:11
  • γ-GTP:32

数字についての感想

数字が落ち着いてきました。

前回(2018年1月)と前々回(2017年11月)は中性脂肪値がオーバーだったのが改善。これが嬉しい。でもちょっと油断すると値が悪くなるのも中性脂肪値。気が引き締まります。

γ-GTPはお酒を飲むのをやめて2ヶ月後にストンと値が下がりました。やめたのが2017年5月19日なので、10ヶ月と少し過ぎました。あと少しで1周年。

長かった。毎日とか1週間とかの普段の生活はあっという間に過ぎていくのに、数値が下がるまでの日々を数えていると長く感じます。

尿酸値は、2017年9月に数字が6未満に下がってから7ヶ月が経過。3年間は維持することが目標なので、こちらは長丁場です。このごろは痛風の発作の気配を感じなくなったのが幸せです。

この表には表示してませんが、

  • 体重は72kg台に上がってます。
  • 体組成計の内臓脂肪の数値も13とか14を行ったり来たり。
  • お腹周りも確かに内臓脂肪がまだまだ充填されていることを実感させてくれます。

内科医の診断を受ける

「生活習慣病」と診断されると、お医者さんとの長いお付き合いが始まります。お医者さんとのお付き合いは途中でやめてしまったり長続きさせたりしています。これまでを振り返り、これからの健康に向けての心構えを再確認します。

お医者さんとは過去に2度お付き合いを中断しました。中断しては体調を悪化させて別のお医者さんに受診するわけです。中断の理由は「職場を変わった」や「薬を飲み続けてもあまり効果が感じられない」です。

3回目のお付き合いは、2017年の5月から始まって今まで2年ほど続いています。その様子を振り返ります。

受診の内容

生活習慣病の内訳は、高血圧・高コレステロール・高尿酸です。受診は2月に1度で、採血をして翌日に検査結果を聴き診断を受けます。

自宅での対処

薬を飲む

現状はそれぞれの病状へのお薬が処方され、1日に1回服用しています。

内服薬パッケージ
内服薬パッケージ

健康指標の測定と記録

自宅では、毎日、体重と体脂肪率(朝)と血圧(朝晩)を測定します。本記事の前半で説明しました。

その値を高血圧管理手帳に記録します。パソコンのエクセル帳票に値を転記して、毎月の平均を計算し、記録します。察のときに高血圧手帳を持参します。

水分補給

体内の水分を入れ替えるのに毎日2リットルの水分補給が必要だとか。
夏の暑いときはいいのですが、冬場はどうしても飲む量が少なくなります。
それでも1.4リットル入りのガラス製ウォーターピッチャーに特性クエン酸水を作って毎日飲みます。
ちょっと眺めの外出時にも、500mlのペットボトルに詰めて持ち歩きます。

症状の変化

痛風の発作が2度ほどありましたが、尿酸値は下がり最近は発作の気配がありません。
中性脂肪やコレステロール値も、ようやく落ち着いてきました。
一時コレステロール値が下がりすぎたので、薬の量を減らしています。
血圧も基準値以下に収まりました。
昨年末から、すべての数字が基準内に収まっています
体重は当初の目標値の70kgをクリア。

今後に向けての心構え

「数値がクリアーできたから、もう医者に行くのはやめてしまおうか」そんな心の声が聞こえて来なくもありません。いえいえ、ここでやめるとまた元の木阿弥。まだこれからの人生。この状態を保ちたいものです。

血圧測定は寝る前に測るのはたまに忘れます。でも、数字を記録して後で眺めるのは励みになります。記録をつけるという行為は、長続きさせるコツのように思います。

薬を飲まないほうが良い?とか巷の噂があるような、ないような……
でも、わずか3粒を一日1回飲むだけです。このまま続けたいと思います。

内服薬個別
内服薬個別

何よりも大切なのは、自分の身体のコンディションを把握しつづけていくことだと思うようになりました。習慣にしてしまえば、1日ぐらい忘れたりできなくても続けられます。

半年ほど前からは、服薬を2日に1回のペースにして、2ヶ月毎の受診を4ヶ月ごとに自主的に変えました。(この文は2020/3/24に追記)

これからの取り組み

これからは、お腹周りがスッキリするのが目標になるんでしょうね。なかなかこれは難しい。採血はこれまでの2ヶ月ごとを半年ごとに変えてもらいました。お薬は2ヶ月毎に貰いに行くのはこれまで通りです。2ヶ月に1回お医者さんの顔を見に行くのは、励みというか節制への戒めになります。

ともかく、水分を摂るのを欠かさないこと、ウォーキング(散歩)と水泳は続けていきます。気になっているいろいろなつらさに個別に対処し、その状況を見直して改善していきます。

目の病気

目は物を視るための大切な機能をつかさどります。私は緑内障を40歳代の早い時期に診断されずっと治療を続けています。緑内障は視神経が傷んでしまい視野が欠けてくる病気です。生活習慣でのストレスが影響したのではないかと後悔していますが、元には戻せない病気で現状維持に務めるしかありません。白内障は60歳台の半ばから急に悪化し、生活の不都合を感じたので手術を受けました

薄毛や腰痛など

薄毛の問題。これは病気というわけでもありませんが、年をとってきて避けられないことであり、できればなるべく遅らせたいという思いで取り組んでいきます。腰が痛いとかという悩みにも取り組んでいきます。

それぞれのつらさへの取り組み内容へのリンク

身体にいろいろと問題を抱えてしまいました。一つ一つに向き合って改善していきます。この記事の中でリンクを貼ってあるところから、その項目についての詳しい取組内容の記事をご覧になれます。以下のリストは取り組みをカテゴリ分けした記事集で取り組み内容を追っていけるようにしてみました。

関連記事

メタボの改善に取り掛かかる最初の記事です。

”メタボの我が身での現れ方を確認する”へのリンクです。

ストレスはいろいろな病気に関係してきます。ストレスを減らす生き方も大切です。

”ストレスを減らし眼圧を下げて緑内障とつきあう”へのリンクです。
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