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政治家の覚悟(菅義偉)

あじさい

『感想』

本書では菅義偉首相が官房長官時代とそれ以前に政治家として自分の信念に基づいて実行してきたことを知ることができます。本書を読めば菅首相の「国民のために働く」という言葉の意味が具体的にわかります。
縦割り行政を横断的に調整して「国民のために」になる成果を上げてこられました。私たちはもっと菅首相の真価を知るべきです。真面目で私心のない人柄が好きになりました。東京都との関連ではいいように振り回されているようで気の毒です。
いろいろな情報収集と議論を戦わせるためにやっていた、官房長官時代にやっていた朝食会をぜひ復活してもらいたいな。誰に遠慮する必要がありますか?日本のあるべき姿を明確にし菅ビジョンを見せてほしい。一度百田尚樹さんとお話し合いをされたらいかがでしょうか。根っこには近いものがあるように感じます。
菅さんに注文をつけるとすれば、ふるさと納税について。税収の増えた自治体で、その税金が有効に活用されることをフォローするようにしてもらいたい。そうすればこの制度はもっと良くなります。(2021/07/15)
以下、本の表紙の紹介文を引用します。

新総理の原点国民の「当たり前」を私が実現する
第一部 官僚を動かせ
政治家が方向性を示す/自らの思いを政策に/決断し、責任を取る政治/国民目線の改革/マスコミの聖域にメス/「伝家の宝刀」人事権/政務官でも仕事ができる/議員立法で国会を活性化
第二部 官房長官時代のインタビュー
安倍政権は日本をこう変える/支持率低下覚悟の安保関連法成立・携帯料金は絶対に四割下げる/我が政権構想
 ふるさと納税、年金記録、放送法、拉致、沖縄基地、安保関連法、携帯料金、デジタル庁—

政治家の覚悟
第二次安倍政権の屋台骨を支え続けた前官房長官は、これから一国のトップとしての手腕を試される。覚悟を持って「国民のために働く内閣」を作り上げると明言した政治家の信念とはなにか……。改革を断行し続けてきた姿からは、その原点がはっきりと見えてくる。

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