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日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ(安倍晋三、百田尚樹)

あじさい

サブタイトル:Japan! Be proud of yourself in the “center of the world”

『感想』

本書は百田尚樹氏との対談や百田氏に解説と安倍氏本人の言葉とで構成されており、第二次安倍政権発足前後の安倍晋三前総理の心情がよくわかる内容です。
百田氏が安倍氏と認識があるということは以前から百田氏のtwitter投稿などから知ってましたが、安倍氏が「影法師」「永遠の0」「海賊とよばれた男」などの百田氏の著書の愛読者だったのは初めて知りました。安倍晋三氏を政治の世界で奮い立たせた源泉の一つだったんですね。
私は安倍さんが民主党政権の後始末を見事にやり遂げたことを評価しています。本書を読めば、過去への反省や現状分析、日本をどうしたら良くしていけるかという安倍さんの見通しの確かさが理解できて、後始末がしっかりできた理由に納得がいきました。
その後のことも知りたいですね。出版社には続編を企画し出版してほしい。
第二次安倍政権発足後(2012年12月)から終焉(2020年9月)まで約8年間を振り返って総括する対談を、三度目になりますが、百田氏とで実現してほしい。今の日本の何をもっと伸ばすべきか、そのためにはどうすべきかなど、安倍氏の考えを知りたい。百田氏だとうまく引き出せそうです(2021/06/17)
以下、本の帯の紹介文を引用します。

目指すは、世界最先端。実体経済を成長させ、日本を取り戻し、大きく転換させる。私はやり抜きます。-安倍晋三
絶体絶命のピンチからの反撃、ふたたび立ち上がる日本。安倍晋三はそのために戻ってきたえーすである。-百田尚樹
私は政治家ではありません。安倍総理と住む世界も違えば、戦う場所も違います。しかし、日本の国と日本人を愛する気持ちは同じだと思っています。私はこの素晴らしい国がいつまでも平和でいられ、人々が幸福に暮らしていける国であってほしいと心から願っています。安倍総理もまた同じ思いを持った人だと確信しています、-百田尚樹

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