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海の物語(灰谷健次郎)

感想

灰谷健次郎さんって漁業のことが大変詳しいと感心してしまいました。
解説を読むと、海野つ角に移り住んでしまったほどとのこと。
本作は、小学生が漁業が抱える問題を調べてまとめたものを発表する形式になっています。
小学生は漁師の息子や娘ですが、一般の子どもたちも含まれます。
昭和63年に発表されたというのに、その内容が今もそのまま当てはまります。
というか、ますます状況が悪くなっています。
特にプラスチックゴミの問題がひどいです。
小学生と言わず大人もしっかりこの作品を読んで、日頃の生活に取り組んでいかなければなりません。
(2019/09/22)

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