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オールミッション2(山田悠介)


オール ミッション2 (角川文庫)

[感想]

山田悠介って、こんな爽快な小説も書けるんだ!「ブレーキ」を読んだ後だったので余計に感じました。「タイムカプセル」は依頼者が偏執狂じみていてちょっと陰湿な感じちょっと怖い感じが残っています。「エスコート」はよくわかりませんでした。「ベースボール」は、駒田や大熊が実は野球が上手だったという設定や、駒田がコーチとしてチームをどんどん強くしていく過程や、試合の盛り上がりなど、熱血スポーツ小説のようで面白かった。結末も余韻がありましたね。「チェイス」は健太郎の由衣ちゃんへの恋心が純粋でホンワカでした。最後の「カジノ」ルーレットのレッドかブラックのどちらかに500万円を賭ける。そういった爽快なドキドキ感、人が死なないで爽快な気分を味あわせてもらいました。
確かにノンストップお仕事小説でした。初めに第1弾を読めればよかったなア…ちょっぴり残念。
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