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ブランケット・キャッツ(重松清)


ブランケット・キャッツ (朝日文庫)

[感想]

重松さん独特の、登場人物の心情を細やかに描いた世界がこの本でも楽しめます。
2泊3日のレンタル猫なんて、現実にはあり得ない?と思いますが、凝縮したストーリ‐展開をするのに必要な条件なんでしょうね。
家出した幼い兄妹に同行した”タビ―”、兄妹にさりげなく付き添いながら兄妹が万事休したときには、さりげなく助けてやる。
そしてタビ―は旅立っていく。格好よかったです。(旅に出たブランケット・キャットから)(2013.01.28記)
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