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下北サンデーズ(石田衣良)


下北サンデーズ (幻冬舎文庫)

[感想]

話を読み進めるうちに、主人公のゆいかと「Wの悲劇」の薬師丸ひろ子のイメージが私の中でかぶさってしまいました。
ストーリーとか全く何の関係もないんですけど、主人公がかわいくて、一途というイメージだけの私の妄想?です^^
残念ながら、私は生の演劇というものはみたことがありません。なぜか縁遠いです。
ひととひととが作り話の中でぶつかり合う、というところに堅苦しさを感じてしまいます。食わず嫌いですね。
本編では、食べるものがなくても演劇一途な人々の姿が描かれています。
そんな人たちが必死になっても、光り輝く舞台はめったに見られないそうです。
一度でいいからそういう場面に出会えたら幸せでしょうね。(2013.06.28記)
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