株価暴落(池井戸潤)



株価暴落 (文春文庫)

[感想]

老舗のスーパー一風堂を支援するかどうかで銀行内での対立が延々と描かれる。事なかれ主義、先送り主義が主流の中で、抵抗する審査部の坂東が苦闘する。二戸の異常なくらいの支援姿勢の理由が最後に明かされるのだが、株価暴落というタイトルが、この小説のミステリーとしての根幹をなしているのも最後に明かされる、池井戸潤らしいストーリーテラーぶり!(2017.04.17)
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