富士山噴火(高嶋哲夫)



富士山噴火 (集英社文庫)

[感想]

どんどん先を読みたくなった。文庫本で600頁あまりだが、最後は一気。
さすが災害ものの第一人者。まるで映画を見ているように目の前に情景が浮かんできた。

読んでいるうちに知らずに火山噴火について詳しくなるのが良い。それも押し付けがましくなしに。
高嶋さんの作品は、みなそのようだと思う。

登場人物があまり亡くならないのも良いと思う。今回はどうなるか最後までハラハラしてしまった。
楽屋落ちになるので明かさないが、結末はよかったんじゃないかな。

富士山はこの頃はよく夕方になると見に行くことが多くなった。長い目で見ると5日はその形が変わってしまう。
今のうちにせいぜいその勇姿を目に刻み込んでおこうと思う。(2017.12.02)
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