人類資金(福井晴敏)



人類資金 全7冊合本版 (講談社文庫)

人類資金I(福井 晴敏)


人類資金1 (講談社文庫)

[感想]

最初6巻までをブックオフで購入し読みましたが、続きがありませんでした。調べてみるとまだ刊行されていなかったんですね。何度か予定されていたのが延期されていた模様。ようやく7巻目が発行されたのを確認してから、もう一度全部読みなおしました。そして、最終巻をアマゾンから購入。一気読みです。ずいぶん話を引っ張ってきたわりに最後はあっけない感じ。こんなに引っ張る必要があったのかな?映画もあまり見る気がしない・・・(2016.07.09記)
今、7巻についている特別付録人類資金0を読んでいます。これを読み終えると感じ方は変わるかもしれません。(2016.07.19記)

人類資金VII(福井晴敏)


限定版 人類資金7 (講談社文庫)

[感想]

特別付録とか完全無修正プロット、テキストコメンタリーとか初めて目にし、手にする小冊子。ページ数は263ページ。第7巻を購入すると付属でついていました。第1巻などの本編より分厚い。せっかくなので読み進めました。ずっとストーリーを追いかけている感じでなかなかページが進みません。たまに福井さんの著作時の感想が挟まれていて、それも赤線で引用されていて、その印刷作業はどのようにして行われたのか?そちらに興味がいってしまいながら、何とか第4幕にたどり着きました。ここからは本編を読んでいた時の感動がよみがえって楽しく読めました。人はその時その時の困難に対処して道を切り開いてきた。それはいつも同じで、これからも同じことが続く。たぶんそういったテーマだったと思うんですが、それをが再確認できました。
「小説・震災後」と同じテーマなのがとても興味深い。福井さん自身のテーマなのかもしれませんね。
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