なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか(石平)

あじさい

サブタイトル:日本と中韓「道徳格差」の核心

『感想』

本書は「論語」とは何かを詳しく解説した本。
私は石平氏が他の著書で「論語」を強く勧めていたので興味を持ちました。本書はその石平氏の解説本なので迷わずに買いました。
この本を読めば「論語」を読んでみたいと興味を持つこと間違いなし。
孔子の人物像を詳しく紹介することで「論語」に収められている様々な言葉の中核をなす精神が理解できます。
儒教が王朝を維持するためのものであり、権力と持ちつ持たれるの関係であることがよく分かります。
儒教、朱子学、礼教は人を人とも思わない恐ろしいものです。
それが今でも中韓人民の根本的な思想となっていること。心から恐ろしくなりました。
日本人は「論語」の精神をもっとよく習得実践して日本国をより反映させていくべきこと、
中韓人とは精神構造が根本的に違うことを肝に銘じて、心してかからなければ、自分の身を滅ぼしてしまいます。
中韓人がそうなってしまっているその根本原因が儒教、朱子学にあり、それが道徳になってしまっているためであることが深く理解できました。
何百年いや千数百年も間違った「道徳」が中国人・韓国人の心に植え付けられ、社会であたりまえになってしまえば、もう修正しようがなさそう。
日本に生まれてよかった。論語を学びその精神を生かしていきたいと思います。(2021/06/14)
以下、本の帯の紹介文を引用します。

中国人は儒教に「権力」を求め、
日本人は「愛」を求めた
著者が人生を通じて発見した真理--
孔子の心は中国ではなく日本にあった!
序章 私の「論語」体験と、私が見た「儒教の残酷さ」
第一章 定説や通念を覆す-孔子とは何者か、「論語」とは何か
第二章 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子
第三章 朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇
第四章 朱子学を捨て、「論語」に「愛」を求めた日本
最終章 「論語」はこう読もう

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