「国鉄マン」がつくった日韓航路(渋田哲也)


感想

国鉄民営化に際してJR九州では地域の特性に着目し博多と釜山をジェットフォイルで結ぶ定期航路を着想しいろいろな困難を克服して3隻就航を実現させるまでの実話を、関係者の話をを再現しながら生々しく伝えてくれます。
儲かりそうもない事業を成功に結びつけた要因は何だったのか。事業としての成算があったことと強いリーダーシップが一番大きいように思いました。
今は、新型コロナウィルスの関係で大変な状況でしょうが、永らえていってほしいと思います。(2020/09/22)以下は、裏表紙の紹介文の引用です。

分割民営後、「外国に一番近いJR」が地域密着の新規事業として日韓国際航路を開設した。その成功までの人々の奮闘ぶりを、爽やかに描ききったルポルタージュ。素人集団が小さな高速船で航空機路線に挑んだ無謀な戦い。それは「鉄道員」の仕事に誇りを取り戻す挑戦でもあった。

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