終わらざる夏(浅田 次郎)

感想

読み終えるまでに随分時間がかかりました。
単行本2冊。上巻が467ページ。下巻が458ページ。
ページ数以上の厚みがありました。

扱う時期は太平洋戦争の終戦間際から終戦直後まで。
でてくる漢字に難しいものが多く、特に地名に関するものにそれが多いです。

終戦時の千島列島での物語がメインで、それに至るまでの経緯が、民間人の立場からいろいろと描かれています。

小説ですから、どこかが創作なんでしょうが、秘話的なはなしがたくさん出てきて勉強になりました。

満州はソ連軍に踏み潰されたというはなしはそれとなく教わった記憶がありますが、千島列島がどうだったか、それがよくわかります。

武装解除に応じて終わりかと思いきや、激烈な戦闘が行われたんですね。
そして兵隊は捕虜となってシベリアでの過酷な捕虜としての生活を強いられる。

本の題名の「終わらざる夏」という言葉が随所に出てきますが、8月15日の終戦からの戦闘があったこと、それはもっとみんながその真実を知っておくべきだと思います。(2019/07/28

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